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店頭で売れ残った「クリスマスケーキ」は値引き販売する?食品ロス削減の取り組みをローソンに聞いてみた

  • 2025.12.24
「小さなスノーボンブ 3.5号」(ローソン提供)
「小さなスノーボンブ 3.5号」(ローソン提供)

12月24日はクリスマスイブです。以前であれば、クリスマスの時期にコンビニエンスストアに行くと、さまざまな種類のクリスマスケーキが販売されており、手軽に購入することができました。ところが、数年前から食品ロス削減を目的に、大手コンビニ各社がクリスマスケーキの予約販売を重視し、店頭での販売数を減らすようになりました。そのため、近年はクリスマスの時期に店頭でクリスマスケーキが売り切れているケースもあります。

コンビニ店によっては、店頭で直接購入したい客向けにクリスマスケーキの店頭販売を積極的に行う店がありますが、もし夕方以降もケーキが売れ残っている場合、食品ロス削減のために値引き販売を行うことはあるのでしょうか。ローソン(東京都品川区)の広報担当者に聞きました。

ケーキも含め値引き販売を推奨

担当者によると、ローソンは食品ロス削減のため、数年前からクリスマスケーキの予約販売を重視しているといいます。ただ、12月24日もしくは12月25日に店頭でケーキを購入したい客がいることから、加盟店が店頭販売を希望する場合は認めているということです。

顧客の需要を満たしつつ、食品ロスをできるだけ削減するための取り組みについて、担当者は「クリスマスケーキは原則予約販売とし、クリスマスイブ当日やクリスマス当日の店頭販売を希望する加盟店さまに対しては、販売見込み以上のケーキの仕入れを行わないよう推奨することで、廃棄数を減らすようにしております」と述べました。

もし店頭でクリスマスケーキが夕方以降に売れ残った場合、値引きをするのか、そのまま廃棄するのかを聞くと、「クリスマスケーキに限らず、ローソンは食品ロス削減の観点から、値引き販売を推奨しています」と回答。その上で「値引き販売を行うかどうかは、最終的には加盟店さまの判断となります」と教えてくれました。

また、ケーキの値引きを行う時間帯については、「各店舗の判断となるため、値引きの実施時間帯は店舗によって異なります」と話しました。

なお、ローソンは今年、物価高が続いていることや、クリスマスが平日であることなどを理由に、手頃な価格のクリスマスケーキのラインナップを強化。価格帯が2500円前後の2~3人向けのサイズのケーキや果物のトッピングをなくしたケーキのほか、価格帯が400~1500円台の個食用ケーキの販売に力を入れているということです。サイズを小さくしたり、トッピングをなくしたりすることで価格を抑えることが可能になったといいます。

もしクリスマスケーキの予約を忘れてしまった場合、コンビニ店でケーキが売られているか確認してみてはいかがでしょうか。

オトナンサー編集部

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