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疲れやすい&フラつきやすいのは“老化”の始まり?40代から表れる「バランス力の変化」

  • 2025.12.22

「最近、疲れやすい」「急にフラっとすることが増えた気がする」などの違和感を覚えていませんか?体調不良とまでは言えないけれど、以前と同じように動けない感覚が続くと、不安になるもの。実はこの変化、40代から表れやすい“バランス力の低下”が関係している可能性があります。そこで今回は、見た目の老化よりも先に表れやすい、体の内側のサインについて見ていきましょう。

フラつきやすさは「筋力」だけの問題ではない

バランスが崩れると聞くと、筋力低下を思い浮かべがちですが、実際にはそれだけが原因ではありません。体を支える感覚や、姿勢を保つための神経の働き、反射的に体勢を立て直す力など、複数の要素が関係しています。40代になると、これらの連携が少しずつ鈍くなりやすく、結果としてフラつきやすさや疲れやすさにつながることがあります。

疲れが抜けにくいのは「体の軸」が揺らいでいるサイン

以前よりも疲れが残りやすい、立ち上がるときに一瞬ふらっとするといった変化は、体の軸が安定しにくくなっているサインかも。体幹や足裏の感覚が弱まると、無意識のうちに余計な力を使って動くようになり、同じ動作でも消耗しやすくなります。その積み重ねが「最近しんどい」という感覚を生みやすくするのです。

まずは“今のバランス力”に気づくことから

大切なのは、無理に鍛えようとする前に、今の自分の状態を知ること。片足立ちでぐらつかないか、姿勢を意識せずに立っているときに体が傾いていないかなど、日常の中でチェックできるポイントは意外と多くあります。気づくことで、歩き方や立ち方、姿勢への意識も自然と変わりやすくなります。

フラつきやすさや疲れやすさは、必ずしも急激な老化を意味するものではありません。ただ、40代は体のバランスが変わり始める節目の時期。小さな違和感を見過ごさず、自分の体と向き合うことが、これから先を快適に過ごすための第一歩となるので、まずは“今のバランス力”に目を向けてみてください。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:KEI(パーソナルトレーナー歴5年)>

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