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夫の不倫に耐えること3年。義母「そろそろ離婚したいんじゃない?」私「いいえ!全然!」余裕のワケは

  • 2025.12.21

結婚後、専業主婦になった私。夫と2人で仲良く暮らすはずが、ひとり暮らしの義母が、ほぼ毎日のようにわが家にやって来るようになりました。
義母がわが家に来る理由は、私の家事の粗探しです。あまりに失礼な物言いなのではっきり言い返すようにしていたのですが、それが余計に義母を苛立たせているよう。日に日に嫁いびりがひどくなり、困っています。

そんな中、夫の不倫が発覚。心が傷つき苦しいとはっきり伝えましたが、夫は一度も謝ってくれませんでした。

しかも、不倫した理由は私にあると主張します。歳をとった私に魅力を感じなくなったせいで、他の女性と関係を持ったというのです。

そのくせ夫は離婚する気はないよう。いつも通りに平然と生活しています。

夫の浮気は私のせい!?

その後も反省している様子はまったくなく、夫の態度は何も変わりません。浮気のせいでただでさえストレスを感じているのだから、義母の訪問回数を減らすように伝えてとお願いすると「母さんのことをそんなふうに言うなよ。悪気があって来てるわけじゃないだろ」と、苛立った口調で言い返されました。

もはや離婚しない理由がないように思えてしまいました。しかし勢いだけで離婚して不利な条件を飲まされるのだけは避けたかった私。冷静に準備を進めていきました。

そんな私をよそに義母は、以前にも増して遠慮がありません。義母も夫と同様、浮気は私のせいだと思っているよう。「やっぱり男の人は若いほうがいいのよ」「妻に女としての魅力がなくなったら、仕方ないわよね」と、私に嫌味を言うのです。

しかし私があまりに冷静で張り合いがないのでしょう。ついには、「あなたもそろそろ離婚したいんじゃないの?」と探るような言葉まで口にするようになりました。

私が離婚を考えているなんてつゆしれず、離婚を持ち出せば、私が夫や義母にすがりつくと考えていたのでしょう。

義母の思う壺にはなりたくありませんが、今はまだ準備中。「いいえ!離婚なんてまさか……」と、あえて弱気な態度で答えておきました。

虎視眈々と…

表ではこれまで通り専業主婦として家にいながら、裏では少しずつ離婚に向けて動き出した私。義母の小言には適当に相づちを打ち、夫の不倫についても深追いはしません。その代わり、在宅でできる仕事を見つけ、誰にも知られないように少しずつ収入を得るようにしたのです。

同時に、夫の行動も冷静に観察しました。一度浮気をした人は、簡単にはやめない——そう確信していたからです。

スマホの扱い、帰宅時間、言動の違和感。疑わしいことがあれば、決して感情的にならず淡々と記録し、必要に応じて調査会社にも相談し、証拠を少しずつ積み重ねていきました。

気付けば、その期間は3年にも及んでいました。


その間、夫は反省するどころか不倫相手を次々と変えていたのです。調べていくうちに、複数の女性と関係を持っていたことが明らかになり、最終的には5人分の証拠をつかみました。言い逃れは難しい状況です。

すべての準備が整ったタイミングで、私は離婚を切り出しました。突然態度を変えた私に、夫も義母も最初は戸惑っていましたが、証拠を突きつけた瞬間、空気が一変します。

これまで私を責め続けてきた義母は言葉を失い、強気だった夫も青ざめるばかりでした。

結果として、私は納得のいく条件で離婚し、十分な慰謝料を受け取ることができました。
もし勢いだけで行動していたら、同じ結果にはならなかったと思います。

今、私は自分の足で生活しています。時間はかかりましたが、感情に流されず準備を重ねたからこそ、ようやく自分の人生を取り戻すことができたのだと、今は思えます。

◇ ◇ ◇

理不尽な扱いや裏切りに直面すると、つい感情的になってしまいがちです。しかし、自分を守るためには、冷静さも必要でしょう。自分を大切にする選択をするためにも、焦らず、賢く振る舞うことが大切なのかもしれませんね。

【取材時期:2025年11月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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