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【インテリア実例】ヴィンテージやDIY家具のぬくもりを感じるおしゃれ部屋

  • 2025.12.21

毎号、大人ならではの素敵なお部屋を拝見する「大人女子の住まい」。今回は、今回は、ヴィンテージマンションを購入し、自分たちで手を加えながら生活を楽しんでいる板井さん宅を訪問しました。

部分的にリノベーションをして自分たちらしい住まいに レトロとモダンが調和する住まい

物件を購入しようと思い、探していた中で出会ったのがこちらのお部屋。平屋のような広々とした作りで、本格的な和室があるのもよかったと、板井さんは話します。「畳が好きですし、床の間もある和室が気に入りました。リビングの天井は取っ払って打ちっぱなしにしたり、元の部屋を生かしながら部分的にリノベーションしたのも楽しかったです」。古いものが好きと話す板井さんのお家は、ヴィンテージのインテリアもたくさん。さらに、DIY好きの父が作った家具も所狭しと並びます。 「私がイメージを伝えると、ホームセンターで板を買ってきて、作ってくれるんです。父は図面を引く仕事をしていたので、すごく助かっています(笑)」。部屋を彩る雑貨も、どれも雰囲気があります。「夫は民藝寄りなものが好きで、娘も好きなものに対する意識が芽生え始めました。3人が好きなものをバランスよく配置し、家族が居心地よく過ごせる空間を目指しています」

House Data

◆所在地_東京都
◆住居歴_5年
◆住宅形態_持ち家
◆間取り_2LDK
◆家族_3人(夫+1児)

築44年のマンションの一室。開放感のあるリビングや広々としたベランダも魅力。ダイニングテーブルは、関西のインテリアショップrocca roccaのオンラインで購入。イスは、ドイツの家具メーカー・トーネットのものなど、こだわりのあるチョイス。

リビングテーブルは、板井さんの父のお手製。手前の1人がけチェアはヴィンテージで、配色が気に入って購入したもの。チェアの色と合わせてブルーのラグをセット。

同じく父が作ったコーナーラックには、ガラス素材の雑貨を配置。

広さのあるキッチンもお気に入りの場所。半円形のテーブルも父のDIYの品で、家族で食事をするのに大活躍! キッチン用品は旅先や蚤の市で、一期一会の出会いを大切にして選んだもの。

キッズスペースと大人のワークスペースが隣り合うようにレイアウト。板井さんがデザインの仕事をしている姿を、子どもも自然に見ることができ、モノづくりのシーンに触れることができる。

セローテ アンティークスの照明は、ガラスの質感が素敵。家具は木製でまとめながら、シルバーやガラスの材質のインテリアも用い、バランスを取っている。

廊下に飾ってある絵は、家族3人で描いたもの。子どもの心にも、インテリアは、“自分で作るもの”という思いが息づいている。

リビングの棚の上は、ディスプレイを楽しむコーナー。子どもが描いた犬の絵は、きちんと額装を施すことで、絵のよさがより引き立つ。

板井亜沙美さんのとっておきShop!

【CEROTE ANTIQUES】

ヴィンテージインテリア好きを
うならすラインナップ
ヴィンテージ家具の名店・シャーク アタックの系列店。セローテ アンティークスでは、日本も含めさまざまな国のインテリアが並ぶ。売り場面積は約100坪ほどあるので、ゆっくりと買い物できる。「国や年代にとらわれない、センスを感じさせるセレクトが魅力。この時、この場でしか出会えない、宝物を探すように買い物を楽しんでいます」と、坂井さん。 Data
京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-2 グランコート千駄ヶ谷B3〜2F
☎03-5786-3115
営業時間:11:00~19:00
㊡無休


板井 亜沙美さんプロフィール
デザイナー、イラストレーター。デザイン会社に勤務後、フリーランスに。古着をはじめ、家具や雑貨も古いものが好き。今の住まいは、和室の雰囲気と窓からの景観が気に入り、購入を決意。リノベーションして暮らしを楽しんでいる。

撮影=森﨑一寿美 取材・文=弓削桃代 間取り図=ジェオ

※InRed2025年12月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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