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急に物分かりがよくなった妻が謎だが夫は安堵。笑顔で義実家同居を提案する【帰らない夫】

  • 2025.12.20

アヤノさんは、夫のトモヤさんが兄嫁キョウカさんをサポートするために頻繫に実家へ帰ることに悩んでいました。トモヤさんは仕事で忙しい義兄ナオキさんに代わって妊婦のキョウカさんと甥っ子ソウくんをサポートしていましたが、それはアヤノさんが妊娠、出産してからも続きました。アヤノさんは、自分と娘のヒマリちゃんよりもキョウカさん達を優先し続けるトモヤさんに、自分たちを優先してほしいと訴えますが、変わらないトモヤさん。その後、義兄夫婦が離婚することになるとトモヤさんの実家通いはさらに増え、ソウくんがトモヤさんを「ぱぱ」と呼ぶようになっていたり、ナオキさんの代わりにトモヤさんに生活費を援助してほしいと言う義母とキョウカさんにアヤノさんは困惑。納得がいかないながらも生活費の援助を受け入れたアヤノさんですが、トモヤさんは実家に行ったままほとんど家に帰ってこなくなってしまいます。帰ると約束した日にも帰って来なかったトモヤさんに「どうしてそこまでキョウカさん達を優先するの?お願いだからこっちに戻ってきてよ」と涙ながらに訴えるアヤノさんでしたが、キョウカさんから連絡を受けたトモヤさんは申し訳なさそうにしながらもまた実家へ行ってしまいました。翌日、義母から呼び出されカフェに行ったアヤノさんは、突然「トモヤと離婚してほしい」と迫られます。混乱するアヤノさんの前に、トモヤさんがキョウカさん親子と一緒に現れます。すると、義母は「もうこの4人は本当の親子みたいじゃない?」と笑顔で言い、キョウカさんもまんざらでもない様子。二人の関係を疑い始めるアヤノさんに、キョウカさんはトモヤさんとは男女の関係ではないときっぱり否定。「私が全部悪いの」とアヤノさんに迷惑をかけていることを謝るキョウカさんに、トモヤさんも義母も「気にしなくていい」と気遣います。キョウカさんの言葉も信じられず、トモヤさんと義母の考えも理解できないアヤノさんは、何も言わずにカフェを出て行きました。焦って引き留めようとするトモヤさんでしたが、キョウカさんに止められアヤノさんの後を追うことはありませんでした。

誰だろう?見知らぬ番号からの電話に恐る恐る出てみた妻

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自分の家族よりもキョウカさん親子を優先し続けるトモヤ、私に離婚を迫りキョウカさんばかりを優遇する義母、トモヤとは男女の関係ではないと言うもののトモヤに頼りきりでそれをやめるつもりもないキョウカさん。もう何もわからなくなり、お店を飛び出しました。

「もうよくわかんない。意味がわかんない・・。どういうこと?なんなの・・」頭の中がぐちゃぐちゃで泣きながら歩いていると、スマホが鳴りました。

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見ると、知らない番号からの着信。私は戸惑いながらも一応電話に出ました。そして、その日の夜遅くトモヤが帰宅しました。申し訳なさそうに「ただいま・・。アヤノ、聞いたよ。母さんがごめんね・・」と謝ってきて「僕は離婚するつもりないから!」と。トモヤの言葉はすべて軽く感じます。謝れば許してもらえると思っているのか、自分が離婚しないと言ったら私が素直に喜ぶと思っているのか。

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そんな気持ちを抑えて、私は「本当?」とトモヤが求めるような喜んだ姿を見せました。ホッとした様子で「うん!アヤノとヒマリが一番大切だから」といつものお決まりのセリフを口にするトモヤ。この言葉になんの意味もないことはわかっていますが、私は、笑顔で答えました。

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その後、「ところで今、私の貯金を崩しながら生活してるけどそろそろ厳しくて。キョウカさんたちの生活費の援助そろそろ止めてくれない?」と切り出しました。トモヤは「えっ。それは・・今すぐには難しいかも」と予想通りの反応。私は「でもこのままだと私もヒマリも生活が。どうしたら・・」

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そして、思いついたように「あ!私もトモヤの実家で同居できないかな?」と提案。もちろんトモヤは「え!?」ととても驚いていました。

アヤノさんに電話をかけてきたのは誰だったのでしょうか。あの電話の後からアヤノさんの様子が変わったように感じますね。そして、突然、義実家での同居を申し出たアヤノさん。何か思惑がありそうですね。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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