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「独特のにおいが…」耳の後ろの膨らみを放置した結果、とんでもない事態に【体験談】

  • 2025.12.20

ある日、髪を乾かしているときに、ふと耳の後ろに小さな膨らみを見つけました。触ると少し硬く、押すと違和感があるものの痛みはなく、「そのうち治るだろう」と放置していました。しかし、数カ月後、その判断を後悔することになったのです。

突然の痛みと腫れに驚いて

最初に気付いてからしばらくは何の変化もなかったのですが、ある日を境にその膨らみが急に腫れ上がり、熱を持つようになりました。枕に触れるたびにズキズキと痛み、夜も眠れないほど。

心配になって、耳かきをしていた夫に見てもらうと、「赤く腫れてて、膿が出そう」と言われました。思っていたよりも深刻そうで、慌てて近くの皮膚科を受診することにしました。

粉瘤の摘出と独特のにおい

診察の結果、「粉瘤(ふんりゅう/皮膚の下に袋状ののう腫ができ、皮膚から出た皮脂や角質などの老廃物が袋の中にたまってできた腫瘍)」との診断でした。局所麻酔をして、その場で摘出手術を受けることに。

切開と同時に独特のにおいが広がり、思わず顔をしかめてしまいました。耳の後ろという、自分では見えにくい場所にこんなものができていたなんて……と、ただただ驚きました。

処置後は痛みも腫れもすぐに引き、これまでの不快感がウソのようにスッキリ。ようやく安心して眠れるようになりました。

定期的なチェックがマスト

医師からは、「粉瘤は再発することもあるので、定期的にチェックすると良いですよ」と言われ、改めて自己観察の大切さを感じました。

特に見えにくい場所は、自分だけでなく家族にも見てもらうことが大切だと思います。

まとめ

あのまま放置していたら、もっと大変なことになっていたかもしれません。少しでも異変を感じたら、早めの受診が一番の安心につながるのだと強く感じた出来事でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:坂本美穂/30代女性・パート

イラスト/sawawa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)


監修者:医師 くぼたクリニック松戸五香院長 窪田 徹矢 先生

獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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