1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「あんたさぁ…」は!?坂道で立ち往生!原因の高齢ドライバーに受けた屈辱…去り際にも追い打ちが!?

「あんたさぁ…」は!?坂道で立ち往生!原因の高齢ドライバーに受けた屈辱…去り際にも追い打ちが!?

  • 2025.12.19

週末、いつものように娘の習い事の送迎をしていた私。その日、自宅近くの狭い坂道で、これまでに経験したことのない理不尽なトラブルに遭遇してしまいました。今でも思い出すと胸がギュッとなる、私自身の忘れられない体験をお話しします。

地元の暗黙のルール。慎重に進んでいたつもりが…

私には3人の娘がいて、週末はバレーボールの送迎で車を出すのが日常です。ある日、近隣の小学校での試合を終えた子どもたちを乗せて、いつもの道を帰宅していました。

わが家の近所には、急勾配で激しいカーブが続く、少し特殊な形状の坂道があります。坂の上のほうは車1台が通るのがやっとの狭さですが、下へ行くほど少しずつ道幅が広がるため、この道を使う住民の間では「上りでも下りでも、対向車が来ていないか確認してから進入する」という暗黙のルールがありました。

その日、私は前後に数台の車やバイクが続く列の中で、慎重に坂を上っていました。ところが、あと少しで上り切るという絶妙なタイミングで、突然、坂の上から対向車が現れてしまったのです。

逃げ場のない状況!ピクリとも動かない対向車

私の後ろには数台の車がピッタリと続いており、下がることは物理的に不可能な状況。一方、対向車(下り側)はまだ道幅に余裕がある場所にいました。

本来、坂道でのすれ違いは「上りの車が優先」というルールがあります。物理的な状況を考えても、交通ルールに照らしても、「あちらが少し下がって譲ってくれるだろう」と思っていました。

しかし、相手の車はピクリとも動きません。しびれを切らした私の前の車が、無理やり隙間をすり抜けて行ってしまったことで、対向車はさらに私の目の前まで前進。道幅はすれ違う余裕のない状態で、私は完全に身動きが取れなくなってしまいました。

困惑していると、対向車から70代くらいの男性が降りてきて、私の運転席側へ歩いてきたのです。

「代わろうか?」まさかの言葉にあぜん!

窓を開けた私に対し、その男性は、あきれたような、こちらを見下したような口調で、信じられない言葉を口にしたのです。

「あんた、運転できんの? 代わろうか?」

あまりに失礼な言い方に、一瞬言葉を失いました。

「そもそも上り側が優先だし、あなたが少し下がってくれれば解決するのに……!」という言葉が喉まで出かかりましたが、必死で飲み込み、「結構です」ときっぱりとお断りしました。

その後、見かねた後続車の方々が協力してバックしてくれたおかげで、ようやくスペースが空き、どうにか事態は動き出しました。

ようやく進めると思いきや…さらなる追い打ち!?

ようやくすれ違える、と安堵したのもつかの間。相手の男性は車に戻ったものの、私の車の真横で再び停車し、わざわざ窓を開けてこちらを見ています。

何か文句でも言われるのかと身構えながら窓を開けると、男性は「大丈夫!大丈夫!通れるから!」と、まるで初心者を諭すかのような口調で言い放ちました。

通れるなら、一刻も早く通り過ぎてほしい……! そう思いつつも、私はそれ以上何も言えず、ただ静かに窓を閉め、その男性の車が過ぎ去るのを待つしかありませんでした。

今回の出来事は、本当に心が疲れる体験でした。自分に非がない状況で、一方的に「運転が下手」だと決めつけられた悔しさは、今も消えません。何より、同乗していた娘たちを不安にさせ、嫌な思いをさせてしまったことが申し訳なくて、胸がぎゅっと締め付けられました。

理不尽な態度に出会うこともあるけれど、これからも自分の運転に自信を持ち、どんなときでも落ち着いてハンドルを握りたい。そう強く思った出来事でした。

著者:原口さくら/30代女性・主婦。3姉妹を育てる兼業主婦。好きな家事は料理。夫が多忙で毎日ワンオペ。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

※AI生成画像を使用しています

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる