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「つい先ほど治まってしまって」ついに救急車到着!乗り込むと<第2子妊娠中に不整脈>

  • 2025.12.20

2児の母の萩原さとこさんが第2子妊娠中の27歳のとき、不整脈を発症したときの体験を描いたマンガ。
萩原さとこさんは第2子を妊娠中、初期につわりはあったものの体調はおおむね順調で、無事に臨月を迎えました。ある日、食事中に突然「ドクドクッ」と脈に違和感を覚えます。妊娠中の一時的な不調だと考え、出産を迎えますが、違和感はその後も続きました。出産後、寝かしつけ後に立ち上がった際、これまでにない激しい動悸が! その後も同様の動悸が何度も繰り返され、不安になったさとこさんは看護師の実母に相談。母から「私と同じ、発作性上室性頻拍(ほっさせいじょうしつせいひんぱく/規則正しく速い脈を打つ不整脈)」かもしれないと知りました。産後1カ月健診で相談すると、循環器内科の受診を勧められますが、待ち時間が長いことや子育ての忙しさから、しばらく様子を見ることに。しかし数日後、風邪のせきがひどくなり、その上、授乳中に再び頻脈が起りました。

頻脈に加えてせきもひどく、本当に苦しい状態のさとこさん。母が持っていたパルスオキシメーターで脈拍数を測ると、通常は60~100回/分と言われている脈拍がなんと常に220~230回/分を行き来していたのです。症状は20分以上続き、冷静な判断ができないほどになり、ついに母の勧めで救急車を呼びます。さとこさんはその判断にとても助けられました。

ちょっと歩いただけなのに息切れ

こんにちは、萩原さとこです。

救急車を待っているうちに、頻脈の症状は一時的に落ち着きました。それでも念のため、事情を説明して救急車に乗ることに。車内では体温や脈拍を測りながら、救急隊員の質問に答えているうちに、微熱があることがわかりました。

その後、出産した病院と連絡が取れ、搬送されることになりました。体調への不安と、病院に行ける安心感が入り混じり、なんとも複雑な気持ちでした。

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搬送の際には、救急隊員から症状について詳しく聞かれることがあります。自分で話せる状態なら問題ありませんが、つらくてうまく伝えられない場合もあるでしょう。そんなときのためにも、日ごろから体調の変化や気になる症状があれば、家族に共有しておくことも大切です。さとこさんは、自身の症状の経緯をしっかり伝えられたのが何よりでしたね。

※このお話は体験談をもとに作成していますが、個人が特定されないように多少の脚色を交えています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター 萩原さとこ

2人の子育てに奮闘中! 自身の病気体験をもとにブログやInstagramでレポマンガの投稿を開始。現在はフォロワーや知人の病気体験談をマンガにしている。読者が楽しめるマンガ作りを心がけている。


監修者:医師 医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長 菊池大和先生

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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