【冬野菜を使った"爆速スターターつまみ"】ジャスト1分で完成！甘じょっぱくて濃厚クリーミーな「焼き芋マスカルポーネ」

料理研究家の先輩きじまりゅうたさんと、後輩の吉田愛さんの家忘年会に潜入。「つまみをセッション形式でつくりながら飲む」と聞いて、お題を出してみた。冬野菜を使った“爆速スターターつまみ”とは？吉田さんが出した答えがコレだ！

◇材料 (2人分)

焼き芋：1本（約200g）（温かい）
A ：
・マスカルポーネチーズ：30g
・塩：ひとつまみ
マスカルポーネチーズ：適量（仕上げ用）
ローストアーモンド：適量（粗く砕く）
蜂蜜：適量
粗挽き黒胡椒：適量

（1）焼き芋とチーズをあえる
焼き芋は食べやすいサイズにちぎってボウルに入れ、Aを加えて混ぜる。

（2）仕上げる
器に盛り、仕上げ用のマスカルポーネをかけ、アーモンドを散らす。上から蜂蜜をかけ、粗挽き黒胡椒を軽くふる。

さつまいもの旨味成分・グルタミン酸を含む蜜を湛えた焼き芋はマスカルポーネの酸味、塩味と出合い、あっという間に酒の佳き肴に。

12月は人と集まる機会がグッと増える時季。ぜひ2人が考案した料理をつくりながら家忘年会といこう！乾杯！

祖母も母も料理研究家という家庭で生まれ育ち、自身も同じ道へ。左党の血もしっかり受け継いでいる。家飲みはもちろん、気のおけない仲間との外飲みも大好き。つまみ系著書に『毎日絶品！「サバ缶」おつまみ』（青春出版社）などがある。

料理研究家。佳肴の匂いが漂う居酒屋を嗅ぎつけ、物怖じせずひとり酒に耽るアクティブ派。大の日本酒党で唎酒師の資格を持つ。つまみ系著書に『和気藹々海鮮つまみ』（成美堂出版）など。

この記事は26年冬号「名酒場の感動つまみ」に掲載したものです。

文：岡野孝次撮影：工藤睦子