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「詰んだ…」息子の希望プレゼントが“この世に存在しない”!?期限は1週間、友人の一言で事態急変!

  • 2025.12.19

絵本が大好きな3歳の息子には、毎晩のように読むお気に入りの1冊があります。それはパンダが出てくるお話。ある夜、いつものように読み聞かせをしていると、息子が突然「クリスマスプレゼントに、このパンダのぬいぐるみが欲しい!」と言い出したのです。
そのときは「はいはい」と軽く受け止めていた私ですが、まさかプレゼント探しにこれほど苦労することになるとは、夢にも思っていませんでした。

クリスマス直前、「グッズ化なし」に絶望

早速ネットで検索してみると、なんとその絵本のパンダはグッズ化されていないことが判明! 息子に他のキャラクターやおもちゃを提案してみても「絶対にこの絵本のパンダがいい!」と譲りません。

似ているものがどこかにないかと必死で探し回りましたが、見つからないまま時は過ぎ……気づけばクリスマスまであと1週間となっていました。

ママ友の家で運命の出会い!まさかの救世主

焦りと絶望の中、以前から約束していたママ友の家に、息子と遊びに行かせてもらったときのことです。ふとリビングの飾り棚を見ると、そこに見覚えのある白黒の影がちょこんと座っていました。

「あ! パンダ!」

息子が真っ先に指さしたのは、パンダのぬいぐるみでした。

驚いたことに、絵本のパンダに雰囲気がそっくり! それはママ友が「もともと動物のパンダが好きで、趣味でたまたま作っただけ」というもので、特定のキャラクターを意識したわけではないそうですが、息子は絵本のパンダだと思い込み大興奮。

あまりの偶然に「これだ!」と運命を感じた私は、藁にもすがる思いで事情を話しました。

するとママ友は驚きながらも、「えっ、そうなの? そんなに気に入ってくれたなら、私が同じものを作ってあげるよ!」と、その場で快諾してくれたのです。

「クリスマスまで時間がないけど、急いで作るね!」という力強い言葉に、私は思わず涙が出そうになりました。

クリスマス当日、友人が大急ぎで仕上げてくれたぬいぐるみの包みを開けた息子は、飛び上がって大喜び!

後日改めてママ友には精いっぱいの感謝を込めてお礼を贈りました。ママ友の温かい気持ちがこもったそのぬいぐるみは、息子にとって、そして私にとっても、かけがえのない最高のプレゼントになりました。絶望的な状況から救ってくれたママ友のやさしさに、心から感謝した出来事です。

著者:永瀬はるか/30代女性。2016年、2019年、2023年生まれの3人の男の子のママ。体力アップのために子どもたちと筋トレに励んでいる。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

※AI生成画像を使用しています

ベビーカレンダー編集部

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