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次は2026年…出生数が25%激減した「丙午(ひのえうま)」とは? 「迷信を広めるな」「逆にラッキー世代」SNSで議論百出

  • 2025.12.18

丙午(ひのえうま)の迷信って!?

丙午(ひのえうま)の迷信って!?
丙午(ひのえうま)の迷信って!?

「丙午(ひのえうま)の年に生まれた女性は気性が激しい」――。そんな江戸時代からの迷信が、令和の今、再び注目を集めています。きっかけは12月16日、日本経済新聞電子版が投稿した記事でした。

記事では、前回の丙午である1966年(昭和41年)に、迷信の影響で出生数が25%も減少した史実を紹介。これに対し、現代のSNSユーザーから驚きや批判、冷静な分析など、さまざまな反応が寄せられています。

「出生数25%減」の衝撃。なぜ減った?

1966年の出生数は約136万人と、前年の約182万人から約46万人も減少しました。

この背景には、「丙午生まれの女性は夫を不幸にする(食い殺す)」という根拠のない迷信があり、多くの夫婦が女児の出産を避けたためと言われています。

この話題に対し、Xでは「今どきそんな迷信を気にする人はいない」「メディアが話題にすることで、逆に産み控えを助長するのでは?」といった批判的な声が多く上がりました。

「実は調整されていた?」冷静なデータ分析も

一方で、単なる「迷信への恐怖」だけではないとする冷静な分析も話題になっています。

あるXユーザーは、総務省統計局のデータを引用し、1966年前後の出生数の動きを検証しました。

「統計局から引っ張ってきた出生数の元データ 昭和41年の前後数年分込み 確かに減ってますね」「昔聞いたのは1-12月区切りじゃなく6-5月区切りに変えると実はそこまで変わらないって話とか、届出を年明けまでズラしたとかって話」

実際、1966年の前後(1965年、1967年)は出生数が増加しており、多くの夫婦が計画的に「出産時期をずらした(産み控えや先送り)」可能性が指摘されています。また、出生届を意図的に翌年にずらす「調整」が行われた可能性も示唆されています。

「丙午生まれは最強」ポジティブな声も

迷信をネガティブに捉えるだけでなく、「むしろ最強の世代」とポジティブに変換する動きも見られます。

1966年生まれには、小泉今日子さん、斉藤由貴さん、鈴木保奈美さんといった、強く華やかなキャリアを築く女性著名人が多数存在します。また、皇室の秋篠宮紀子さまもこの年のお生まれです。

SNSでは以下のような声が上がっています。

「丙午の女性はパワフルでかっこいい人が多い!」「人数が少ないから、受験や就職の競争率が低くてラッキーだったという話を聞く」「ライバルが減るなら、賢い夫婦にとってはチャンスかも?」

2026年、令和の丙午はどうなる?

来たる2026年。現代の少子化に加え、この迷信が再び影響を及ぼすのでしょうか。

専門家は「現代では迷信の影響は限定的」と予測していますが、SNSでの拡散が心理的な影響を与える可能性もゼロではないかもしれません。「迷信なんて関係ない」と笑い飛ばすか、あるいは「人が少ない世代」というメリットに目を向けるか。

令和の時代においては、より合理的で前向きな捉え方が主流になるのではないでしょうか。

(LASISA編集部)

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