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「子どもにハーネスをつけろ?犬じゃないのよ!」…1時間迷子だったのに?【子育て観のズレ】

  • 2025.12.17

子育ての正解はひとつではありませんが、子どもを育てていると、友人やママ友、さらには家族との間で意見が食い違う瞬間はありませんか? 今日はそんなエピソードを3つ紹介します。

エピソード1:<ハーネスは犬がつけるものでしょ?>親失格アイテム?憤慨されて…

30代のミカ(仮名)さんには3歳の娘ユリ(仮名)さんがいます。ある日、大学時代の友人アカリ(仮名)さんと同い年の子ども同士を遊ばせようと、屋内の遊び場で久しぶりに会うことになりました。しかし受付を終えたとき、アカリさんの娘スズカ(仮名)ちゃんが走り出し、そのまま遊び場の奥へ消えてしまったのです。姿はなかなか見つからず、ふたりは気付けば、1時間近くも探し回っていました。

出典:select.mamastar.jp

ようやく見つかったのは、空気で膨らむ大型アスレチックの最奥部でした。楽しそうな表情で遊んでいたため、店員も迷子だとは気付かなかったようです。スズカちゃんは捕まえてもすぐに逃げてしまい、時間だけが過ぎてしまいました。

出典:select.mamastar.jp

その様子を見て、ミカさんは「ハーネスを使った方がいい」と何気なく口にしました。ところがこの言葉がアカリさんの逆鱗に触れてしまいます。アカリさんは「犬じゃないでしょ。親失格と言われた気がする」と憤慨し、そのまま帰ってしまったのです。どうやらミカさんはアカリさんの地雷を踏んでしまったようです。

エピソード2:<マナー違反!?>気の合うママ友とのランチで

ルミ(仮名)さんとカエデ(仮名)さんはママ友で、はじめて一緒に親子ランチへ行くことになりました。注文の際、カエデさんは「うどんを頼んだらミニ丼がつくセット」をひとつだけ注文し、ミニ丼を自分に、うどんを息子に渡しました。その様子を見たルミさんは「それってマナー違反では?」と、モヤモヤしてしまいます。

出典:select.mamastar.jp

飲食店で働いていたルミさんは「ひとり1品注文」が暗黙の了解だと思っていました。未就学児であっても席を使う以上、ひとり分として考えていたのです。

出典:select.mamastar.jp

勇気を出し、「その注文方法はお店に失礼かもしれない」と柔らかく伝えたルミさん。カエデさんは驚いた表情を見せました。はたしてこれはお店のルールなのでしょうか……?

エピソード3:<トイトレ問題!>「座って」が常識と思っていたらまさかの落とし穴が…

レイナ(32歳)さんには、長女と幼い息子ユウキ(仮名)くんがいます。男の子特有の習慣に戸惑うことがあったそうです。トイレトレーニングで教えたのは「座っておしっこをすること」と「終わったらトイレットペーパーで拭くこと」。長女と同じように、拭くのが当然だと思っていたのです。

出典:select.mamastar.jp

しかし小学校2年生になる頃、クラスの男の子たちから「洋式はうんこ用」とからかわれ、立ってできないユウキくんは困り果ててしまいました。個室では座らないとできず、小便器にはトイレットペーパーがありません。

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ユウキくんはあらためて、パパから立ってする方法や後始末の仕方を習いました。まさかのトイレトレーニング再開。レイナさんは、「最初から教えていたらこんなに苦しまなかったかもしれない」と後悔が残るのでした。

さまざまな価値観の中で育児をすること

子どもが生まれると、これまで気にしたことのない価値観や常識に出あいます。ときには意見のすれ違いで傷付いてしまうこともあるかもしれません。さまざまな家庭の事情や背景があるからこそ、互いを思いやる姿勢が大切です。誰もが手探りで子育てをしているのだと気付けば、心が少し軽くなるはずです。子育てにひとつの正解はなく、その形は家庭の数だけあるのかもしれません。

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