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3回目のデートは脈あり?どこに行きたい?男女の心理を大調査!

  • 2025.12.16


1回目、2回目のデートとは何が違う?3回目のデートについて、重要性や脈あり度、行きたい場所など20〜30代を対象としたアンケートで見えた男女のリアルな心理を大発表!また、3回目のデートで告白するタイミングや気を付けたいことについて、婚活スペシャリストで、恋愛や人間関係に詳しい佐藤律子さんに聞きました。

3回目のデートは重要?1・2回目と何が違う?



「恋が進展するかどうかの分岐点」といわれることもある3回目のデート。1回目、2回目とはいったい何が違うのでしょうか。3回目のデートの重要性について解説します。

3回目のデートが特別といわれるのは、信頼関係を築けるか確かめ合うタイミングであるためです。

1、2回目のデートは「印象を確かめる時間」に当たります。お互いに緊張もあり、見た目や会話のテンポなど「表面的な相性」を見ている段階です。

その上で迎える3回目のデートは、ようやく相手のホンネが見えるようになる頃。「この人と一緒にいると心地いい」といった「内面的な相性」を意識し始めるステップになります。



3回目のデートに誘われたら「脈あり」と思う?



※データ出典:マクロミルアンケート

20〜30代の男女208人を対象としたアンケートでは、3回目のデートを「脈あり」と感じる人は全体の7割以上に上りました。男女別に見ると、女性の方がやや高めに脈ありと感じているようです。

一方で、「デートに誘われただけではわからない」と答えた人は男女共に2割前後という結果に。デート中の雰囲気や会話、態度から相手の気持ちを見極める場合もあるのでしょう。




3回目のデートに誘う相手とは?



※データ出典:マクロミルアンケート

男女共に、「付き合いたいと思っているから誘う」と答えている人が半数以上いることから、本気度の高い恋愛モードで3回目のデートに臨む人が多いことがわかります。

「付き合うことを考えてはいないが、3回目のデートに誘うことはある」と答えた男性は20.2%。女性の16.3%よりもやや高い傾向があるようです。




何回目のデートで告白をしたい/されたい?



※データ出典:マクロミルアンケート

「何回目のデートで告白をしたい/されたい?」という質問には大きな男女差は見られませんでした。

一番回答が多く集まったのは、3回目のデートで、半数以上を占めました。3回目のデートでの告白が、多くの人にとって自然なタイミングになるようです。

1回目、2回目、6回以上と答えた人は2割に満たないため、3〜5回目のデートが関係を変える節目のタイミングの目安となりそうですね。



3回目のデートで行きたい場所は?



アンケートでは、3回目のデートで行きたい場所も聞いてみました。

告白を意識されることの多い3回目のデートには、どのような場所が好まれているのでしょうか。回答の多かった順に見ていきましょう。

テーマパーク


「楽しいし、話が盛り上がるから」(34歳/男性)

「長時間いるので、相手の性格がわかりそう」(27歳/男性)

「遊園地に行って、ワクワク感を一緒に楽しみたい」(26歳/女性)

「どのような楽しみ方をするか気になる。また、混んでいる際の機嫌の良し悪しもわかる」(33歳/女性)


テーマパークは会話が弾みやすく、楽しみながら距離を縮めるのにぴったりです。

また、アトラクションや待ち時間の自然なリアクションから相手の性格が垣間見え、価値観や気遣いの有無を知ることができます。

ドライブ


「親密度が増しそうだから」(39歳/男性)

「長時間一緒にいられるか試すため」(28歳/女性)

「周りを気にせず話すことができ、ふたりだけの空間って感じがするから」(24歳/女性)

「ドライブでいい景色を見た後に、いい雰囲気のレストラン。3回目はさすがに期待するから、きれいなスポットでデートをしたい」(20歳/女性)


ふたりだけの空間で長時間過ごすドライブ。

「相性を確かめたい」「ゆっくり話したい」という声のほか、「景色のきれいな場所に立ち寄ってロマンチックに過ごしたい」という声も多く集まりました。

水族館


「ムードがあるから」(27歳/女性)

「打ち解けてきたくらいで、定番デートスポットに行きたい」(29歳/女性)

「いかにもって感じでデートっぽい雰囲気があるから」(23歳/女性)

「室内や屋外など、TPOに合わせた気配りや柔軟さを見るきっかけになる」(24歳/男性)


水族館は、ムードや雰囲気を大切にしたいという人たちから選ばれています。

また、「状況に応じた対応を見たい」という意見もありました。

レストラン、カフェ


「食事をしながら、じっくり話したい」(33歳/女性)

「いろんな話をゆっくり聞きたいからカフェがいい」(32歳/女性)

「喫茶店。落ち着いて話をできる場所だから」(35歳/男性)


アンケートでは、「落ち着いて会話をしたい」「相手の話をじっくり聞きたい」という声が目立ちました。

これからの関係を進展させるかを見極めるために、落ち着ける場所での深い会話を通して、お互いの価値観や考え方を深く知りたいと考えているのでしょう。

夜景、イルミネーションスポット


「ロマンチックな場所で告白されたい」(22歳/女性)

「夜景がきれいな場所で、思いを伝えたい」(39歳/男性)

「景色がいい所やイルミネーション。ムードを出すため」(24歳/男性)

「イルミネーションなど。暗い中や人混みでどんな気遣いをしてくれるのか見たい」(25歳/女性)


美しさがムードを盛り上げてくれる夜景、イルミネーションスポット。

告白を意識したロマンチックなデートに最適という声が上がりました。

お酒と食事


「居酒屋。ざっくばらんに話せる」(38歳/女性)

「居酒屋など、飲んで話すのが楽しい場所に行きたい」(24歳/男性)

「ディナーでお酒を飲みながら、今後のことを話したい」(31歳/女性)


リラックスしてお酒を楽しみながら、率直な会話をしたいという声も。

ゆっくりお互いのホンネや考えを共有することで、親密度を深めるデートになるでしょう。




3回目のデートで告白するタイミングはいつがいい?



3回目のデートで告白を考えているなら、ぜひ押さえておきたいのがそのタイミング。ベストな時間やシチュエーションはいつなのでしょうか。

名残惜しさを感じやすい「デートの終盤から別れ際」


3回のデートを重ねているということは、お互いに「嫌ではない」「好印象」と感じている可能性が高いです。

さらに、一日を通して楽しい時間を過ごしていれば、お別れのタイミングが、最も名残惜しい瞬間になるでしょう。デートの余韻が、成功の後押しをしてくれます。

居心地のいい沈黙が訪れた「静かな時間」


夜景を眺めている時や食後のカフェでゆっくりしている時、車の中で素敵な音楽を聴いている時など、ふたりだけの静かな時間がチャンスです。

デートの中盤から後半に落ち着いた沈黙の時間が訪れたなら、お互いの信頼が深まっているサインです。

会話がなくても居心地がいいと感じるのであれば、相手も同じように安心感を持っているはず。落ち着いて告白を始めると良いでしょう。

相手からの提案を受けて「次のデートを約束する前」


デート中に、相手が「次も会いたい」と言葉で前向きな気持ちを伝えてくれたら、告白する絶好の機会です。

次のデートの約束をする前に、その場で、「嬉しい。自分もそう思っていた」と率直な思いを伝えた上で、自分の気持ちを伝えると、誠実な印象を与えることができるでしょう。



3回目のデートで気を付けたいこと



3回目のデートを、より楽しくするために気を付けたいポイントや注意点を紹介します。関係を深めるためのヒントにしてくださいね。

距離を詰めすぎない


「焦りは最大の敵!」と心得ておきましょう。

3回目のデートだからといって、相手の気持ちが固まっているとは限りません。「まだ様子を見たい」と思っている場合もあるため、手をつなぐ、ボディタッチ、家に誘うなど、急激に距離を詰める行動は避けましょう。

ポイントは、相手の表情や行動をよく観察して、リラックスしているかを見極めることです。コミュニケーションの基本は、相手のペースに合わせることであると心得ておきましょう。

マイナス発言・過去の恋愛話はしない


3回目のデートでは、「人間性を見られている」ことをこれまで以上に意識しましょう。恋愛では、相手が心地良くなる言葉選びが鍵を握ります。

元恋人の話、愚痴、仕事のストレスなどのネガティブな話題は、「この人といると疲れるかも」と思わせてしまうことがあります。

大切なのは、意識的にポジティブな言葉を使うことです。「楽しかった」「ありがとう」「嬉しい」などの前向きなワードを選ぶことで、デート全体の印象がグッと良くなります。

スマホを触らない・デートに集中する


残念な印象を与えてしまうのが、デート中にチラチラとスマホを見る行為です。

「自分といる時間がつまらないのかな?」と、相手に思わせてしまう恐れがあります。スマホはかばんにしまい、ふたりの時間を楽しむことにエネルギーを注ぎましょう。

相手は「自分との時間を大切にしてくれている」と感じて、心を開きやすくなります。



3回目のデートこそ自然体で楽しんで



3回目のデートは、関係性が進展するかもしれない大切なタイミングです。

だからといって、焦ったり力を入れすぎたりする必要はありません。自分らしく、ふたりの思い出を重ねることで関係はより深まります。

一緒に過ごす時間そのものを楽しむことが、素敵な恋への近道になりますよ。


取材・文/高坂晴奈

【監修】
佐藤律子さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会代表理事。
恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTQ+など人間関係についての専門協会として、認定講師100名以上が在籍する。自治体婚活イベントのカップル成立率60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ5万人を超える。2024年に10冊目の著書『みやぎの社長失敗図鑑』(あーと出版)が出版。他著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
公式サイト:https://www.iseikan.jp/


【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2025/10/10〜2025/10/12
有効回答数:208人(男性104人、女性104人)
(インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)




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