【初心者も成功する牛すじレシピ】圧力鍋ナシで簡単！ぷるぷる絶品「牛すじスープ」作ってみた♪【農家直伝】

肌寒くなると、コトコト煮込んだ温かいスープが恋しくなりますよね。 贅沢をいえば、お肉たっぷりコクたっぷりの濃厚スープがいいな～と。そんなときに鹿児島県の農家から教わったのが、コンソメとオイスターソース、お肉の旨味がじゅわ～っと染み出た「牛すじ肉のスープ」。牛すじって、下処理が面倒だし難しそう…と思ってたんですが、意外と簡単に、あの“ぷるぷる“食感が楽しめるんですって♪さっそく作ってみました！

澄んだスープに旨味キラめく♪「牛すじ肉のスープ」

材料（4人分）
牛すじ肉…200g
塩…10g
玉ねぎ…1/2個
にんじん…1本
にんにく…1/2片
コンソメ（顆粒）…13g
オリーブオイル…大さじ1
水…800ml
オイスターソース…小さじ1
グリンピース…100g
パセリ…適量
塩…適量
粗挽き黒こしょう…適量

作り方
1. 牛すじ肉を3～5cm角に切って、塩10gをもみ込み3時間おく。

2. 牛すじの下処理をする。鍋にたっぷりの湯（分量外）を沸かす。煮立ったら牛すじ肉を入れて、表面が白くなるまで3分ほど茹でる。ザルに上げて、流水でもみ洗いをする。

元レシピでは圧力鍋を使用していますが、今回は普通の鍋で作ります。
下処理が完了したら、かぶる程度の水（分量外）を加えて、1時間ほど下茹でをして煮汁の中で冷まします。

使用するのは牛すじのみですが、煮汁はカレーなどの煮込み料理に使えるので、捨てずに活用してくださいね。

3. 玉ねぎ、にんじんは薄切り、にんにく、パセリはみじん切りにする。

4. 鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを香りが立つまで炒め、玉ねぎ、にんじんを加えて中火で5分炒める。

5. 2の牛すじ肉を4の鍋に入れ、水、コンソメを入れて沸騰したら弱火で20～30分煮込み、オイスターソースを入れ、グリンピースと塩、粗挽き黒こしょうで味をととのえる。

6. 器につぎ、パセリを散らしたら完成。

できました！
煮る前は筋張った塊肉でしたが、コトコト煮ることでこんなにぷるぷるになるなんて感動です～。

スープも澄んでキラキラ～☆

それでは、いただきます。
パクっ、ススっと…くぅ～おいしい！澄んだコンソメスープに、牛すじの旨味がこれでもかっていうほど溢れ出ています。最後に加えたオイスターソースが旨味と濃厚さをプラスしています。

一緒に煮込んだにんじん、玉ねぎからも野菜のいいだしが出ていてGOOD。脂っこくなく、澄んだ旨味を堪能できるスープです。これは、最近飲んだスープの中で断トツにおいしいかも～。

丁寧な下処理と下茹でが味の決め手！「牛すじ肉のスープ」をみなさんもぜひ、作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、鹿児島県 JAあいらの広報誌「あいら」2023年6月号「AIRA KOMACHI Cooking」より、鹿児島黒牛を飼育している中村和志さん(霧島市隼人町)からのご提供でした。ぜひ、こちらもご覧ください。
https://ja-aira.or.jp/wp-content/uploads/2023/06/magazine2306.pdf