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大河ドラマ「べらぼう」蔦重、花魁・瀬川、田沼意次らの着物に込められた意図とは?

  • 2025.12.13
写真提供=NHK

2025年12月14日にいよいよ最終回をむかえる大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)。注目のドラマを彩ったのは、江戸時代の美意識と文化を映し出した数々の着物です。

衣装デザインを手がけたのは、ファッションクリエイターの伊藤佐智子さん。俳優一人ひとりの個性や、役者としての魅力が引き立つポイントを踏まえながら、着物の色、柄、コーディネートを組み立てたといいます。

ここでは、登場人物ごとの衣装にフォーカスし、そのデザインに込められた情熱とこだわり、そして専門家による解説を交えてご紹介します。

大河ドラマ「べらぼう」衣装デザイン・伊藤佐智子さんに聞く、着物の見どころ

写真提供=NHK

衣装を通じて、階級や暮らしの違いが表現されているという「べらぼう」。登場人物それぞれのキャラクターや俳優の個性を、どのように衣装に落とし込んでいったのでしょうか。その着物デザインの裏側に迫ります。

横浜流星さん演じる蔦屋重三郎の着物

写真提供=NHK

主演の横浜流星さん扮する蔦屋重三郎の着物は、どのような意図でデザインされたのか?その背景について、「べらぼう」の 衣装デザインを手掛ける伊藤佐智子さんにインタビュー。また、婦人画報デジタル独自企画として、日本美容風俗研究の専門家・村田孝子さんの解説も交えて繙きます。

小芝風花さん演じる花魁の着物

写真提供=NHK

主人公・蔦重(横浜流星さん)の幼なじみで、伝説の花魁を好演している小芝風花さん扮する花の井(五代目瀬川)の装いにフォーカス。吉原の華やかな世界観を表現している着物と当時の装いについて伺いました。

田沼意次(渡辺謙さん)、田沼意知(宮沢氷魚さん)、平賀源内(安田顕さん)の着物

写真提供=NHK

幕府の“絶対的権力者”として辣腕を振るい、新時代を目指した政治家・田沼意次(渡辺謙さん)。その装いには、「清濁併せ持つ」人物像を衣装で体現したいという、衣装デザイナー・伊藤佐智子さんのこだわりが詰まっています。

冨永愛さん演じる大奥の着物

写真提供=NHK

大奥の最高権力者であり、大奥を存続させる使命を背負った高岳(たかおか)の着物のデザイン意図と当時の大奥の装いについて、お話を伺いました。

取材・文=秋月和美(美しいキモノ編集部)

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