1. トップ
  2. レシピ
  3. 「あと10分だけ」「このメールだけ返してから」仕事も家事も全力女性へ。今日からできる“ぐっすり美人”習慣

「あと10分だけ」「このメールだけ返してから」仕事も家事も全力女性へ。今日からできる“ぐっすり美人”習慣

  • 2025.12.13

毎日、仕事も家事も全力でこなす日々。

気づけば寝る時間を削って頑張っていませんか?

しかし、睡眠不足は肌にも心にも深刻なダメージを与えてしまいます。

毎日頑張っているからこそ、睡眠は大事にしたいものです。

この記事では、忙しくても今日からできる“ぐっすり美人”習慣を、あんしん漢方薬剤師の中田早苗さんに教えていただきます。

寝る時間も削って頑張るあなたに伝えたいこと

仕事する女性
出典:Unsplash

「あと10分だけ」「このメールだけ返してから」とあれこれやっているうちに、気づけば日付が変わっていた。

そんな日はありませんか?

現代女性の多くは、仕事も家庭も頑張る、いわゆる“マルチタスクWOMAN”といえます。

しかし、睡眠不足は美容にもメンタルにも大敵です。

厚生労働省の調査によると、睡眠時間が6時間未満の人は、7時間以上眠る人に比べて疲労感や注意力低下のリスクが高いといわれています。

また、睡眠不足は肌のバリア機能を低下させるなど、デメリットがたくさんあるのです。

とはいえ、忙しいなかで「早く寝なきゃ」と焦るのも逆効果。

ポイントは、“時間の長さ”ではなく“眠りの質”を上げることです。

“ぐっすり美人”が実践している3つのひと手間

寝る女性
出典:Unsplash

睡眠の質を上げるには、夜の過ごし方がカギです。

ここでは、美容やメンタルにも効果的な寝る前の習慣を3つご紹介します。

スマホはベッドから離したところへ

寝る直前までスマホを触っていませんか?

画面の光(ブルーライト)は脳を覚醒させ、眠気を遠ざけてしまいます。

スマホはベッドから手の届かない場所に置くのがポイント。

寝る前30分は、デジタルデトックスタイムにしてみましょう。

「通知を気にしない時間」をつくることで、思考がスッと落ち着き、自然と入眠モードに切り替わります。

次の日の起床などに不安がある場合は、目覚まし時計を用意するのもおすすめです。

温かい飲み物で緊張をほぐす

寝る前にホットミルクや白湯をゆっくり飲むだけで、からだも心もリラックスしやすくなります。

これは、温かい飲み物が副交感神経を優位にして、からだを「おやすみモード」に導いてくれるからです。

お気に入りのマグカップを使って「自分をいたわる時間」を過ごすことで、1日の疲れがすっとほどけていくでしょう。

入浴 お風呂後1〜2時間以内に就寝

人は体温が下がるときに自然と眠気を感じます。

そのため、「お風呂で一度体温を上げ、その後ゆるやかに下げる」ことが大切。

就寝1〜2時間前の入浴が理想といわれています。

ぬるめ(39〜40℃)のお湯に15分ほど浸かると、からだへの負担も少なく副交感神経が優位になりやすいです。

また、「お風呂→スマホ→寝落ち」という流れを、「お風呂→ストレッチ→就寝」に変えるだけでも、翌朝の目覚めが格段にスッキリしますよ。

内側から整える“漢方薬”もおすすめ

生薬
出典:Unsplash

睡眠の質を上げるには、漢方薬の服用もおすすめです。

漢方薬は自然由来の生薬でできているので、一般的に副作用も少ないといわれています。

決められた量を飲むだけなので、忙しくても続けやすいのが嬉しいポイントですよ。

具体的には、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。

  • 自律神経を整えて、ストレスを緩和し、睡眠の質を改善する
  • 血流をよくして中枢神経の機能を回復し、眠気を改善する
  • 消化・吸収機能をよくして全身に栄養を届けて、心とからだを元気にする

<睡眠のお悩みにおすすめの漢方薬>

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

精神を安定させて、疲労やストレスを感じるときの不眠に用いられる漢方薬です。
体力がない人や心身が疲れきって眠れない人におすすめです。

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

緊張を和らげ気持ちを落ち着かせることで、不眠に効果がある漢方薬です。
胃腸虚弱の人に適しています。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬は自分のからだに合ったものを選ぶことが重要です。

「あんしん漢方」ではAI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。

しかも、価格もお手頃で自宅まで郵送してもらえますよ。

眠りの質を変えれば、明日の笑顔が変わる!

睡眠は心と肌のメンテナンス時間といえます。

たとえ眠れる時間が短くても、夜の過ごし方を少し整えるだけで、翌朝の自分がぐっと変わるでしょう。

頑張り屋な人こそ、眠る時間を「自分へのご褒美」に変えてみてくださいね。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。
病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。
症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

元記事で読む
の記事をもっとみる