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「私のせいで…」駐車場で祖母が転倒寸前!介護に潜む「慣れ」という名の落とし穴【体験談】

  • 2025.12.12

私は結婚7年目の専業主婦で、小学2年生の娘を育てながら、実家で暮らす祖母の介護を手伝っています。祖母は足腰が弱く、歩行器を使って生活しています。ある日、いつも通り祖母を病院へ連れて行ったとき、思いがけない出来事が起きました。

病院の駐車場で起きた予期せぬトラブル

その日、祖母を車に乗せて病院まで送りました。駐車場に着き、祖母を車から降ろそうとしたとき、歩行器が後部トランクにうまくおさまっておらず、私ひとりでは取り出すのに手間取ってしまいました。

その間に祖母は先に車から降りようとし、ドア付近の段差につまずいて前のめりに倒れかけたのです。とっさに私が支えたものの、祖母の体重をほとんど受け止めるかたちになり、私も一緒に転びそうになりました。幸い、近くにいた方がすぐに駆け寄ってくださり、大事には至りませんでしたが、心臓が止まりそうなくらい冷や汗をかきました。

「慣れ」が招いたヒヤリ・ハット

その日の診察を終えて帰宅したあと、私は深く反省しました。いつも通りの行動に慣れていたことで、「これくらいなら大丈夫」と思い込んでいたのです。介護では、ほんの小さな油断が大きな事故に直結することを痛感しました。

それ以来、外出前には歩行器や車椅子の出し入れを必ず事前に確認・練習するようにし、祖母には必ず私の腕をつかんでもらうよう徹底しました。

家族で支え合う介護体制へ

また、この出来事をきっかけに、娘にも「おばあちゃんを見ていてね」とお願いし、家族全員で見守り合うようになりました。介護は体力的にも精神的にも大変なことが多いものの、家族で協力すれば乗り越えられると実感しています。

あのハプニングが家族の絆を深めるきっかけになったのと同時に、介護は「慣れ」や「油断」が思わぬ事故を招くことを学びました。外出時の準備や家の中の安全対策を見直すことはもちろん、周囲の人に協力をお願いすることの大切さも実感しました。

まとめ

介護は決してひとりで抱え込むものではなく、家族や地域の人たちに助けてもらいながら進めることで、安心して介護を続けられるのだと強く感じた出来事でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:白石妙子/30代女性・無職。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

※一部、AI生成画像を使用しています

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シニアカレンダー編集部

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ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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