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W大阪で見つけた、年末のデトックススパ。疲れ切った心と体を癒やして、静かにフル充電

  • 2025.12.11

年末の疲れを整えに向かった先は、禅発想のスパが体験できるW大阪

一年の中でも、ひときわ慌ただしさが増す年末。街のイルミネーションは日ごとに華やかさを増し、外を歩くだけで胸が高鳴る一方で、仕事では“年内に片づけたい”タスクが山積み。うっすらメンタルも削られ気味だ。気合いで乗り切ろうにも、すでに体力は限界に近い予感……。

そこで一度エネルギーを満たすべく、スパでトリートメントを受けることに。ちょうどプライベートで大阪を訪れていたタイミングだったので、予定の合間を縫ってW大阪へ向かった。選んだメニューは、今の私に必要な癒やしと活力をくれる「禅 エスケープ 」(100分 ¥34,000)。

見ているだけで元気をくれるネオンカラーが随所にある、遊び心のあるデザイン。
見ているだけで元気をくれるネオンカラーが随所にある、遊び心のあるデザイン。

安藤忠雄が外観デザインを監修した、先進的でアーティスティックな建築が印象的なW大阪。ホテルの随所にフォトジェニックな仕掛けが散りばめられているなか、スパ「AWAY spa」があるのは4階フロアだ。エレベーターを降りた瞬間から、日常とは温度の違う、静かな高揚感に包まれる。

終始香りとサウンドに癒やされる、極上の100分間

最初のステップは、足元を清めるところから。フットバスに浸かりながら、ヒマラヤ岩塩とCOMFORT ZONEコンフォートゾーン)のアロマオイルをブレンドしたスクラブで、固くなった角質を優しく揉みほぐしていく。使用しているのは、シダーウッドやスウィートオレンジ、ダマスクローズをブレンドしたブランドのシグネチャー「トランキリティ」の香り。深く吸い込むたびに、全身の緊張がふっとほどけ、香りが鼻腔から意識の奥まで静かに届いていく。

冷えた足元を温めつつ、癒やしのスイッチをいれてくれる足湯。
冷えた足元を温めつつ、癒やしのスイッチをいれてくれる足湯。

続いて、うつ伏せになって本格的なボディトリートメントへ。“禅”をモチーフにしたこのメニューの特徴は、トリートメントのはじまりに行われるシンギングボウルのリチュアル。ボウルをボディに密着させた状態で響かせることで、音と振動がダイレクトに全身へと伝わり、内側から深いリラックスへと誘ってくれる。

美しい音色を奏でるシンギングボウル。
美しい音色を奏でるシンギングボウル。

その後は背中から脚、全身へとオイルトリートメントが続く。絶妙な圧で筋肉を捉えるストロークは、強すぎず弱すぎず、“効いているのに心地いい”ちょうどいいバランス。凝り固まった部分が少しずつ解きほぐされていく感覚と同時に、むくみをしっかり流してくれるから、老廃物を何層にもまとって重くなっていた体が、どんどん軽くなっていくのがわかる。

的確な刺激で揉みほぐす、セラピストさんの丁寧な仕事に感動!
的確な刺激で揉みほぐす、セラピストさんの丁寧な仕事に感動!

特に心地よかったのは、長時間のPC作業でガチガチになっていた首と肩まわり。触れられた瞬間、自分でも驚くほどの硬さを自覚したのだが、施術後にはじんわりと血が巡り、呼吸まで深くなったような解放感に包まれた。フェイシャルトリートメントは行っていないにもかかわらず、顔の輪郭がきゅっと引き締まり、頬がわずかに上がったように感じたのも嬉しい誤算。

今回体験した「禅 エスケープ」( 100分 ¥34,000)のほかにも、AWAY spaには魅力的なメニューが揃っている。ヘッド・目元・耳まわりへのアプローチを強化した「W ウェルネス」(100分 ¥34,000)、その日の体調や気分、悩みに合わせてカスタマイズできる「チルアウト」(100分 ¥46,000)など、ニーズに合わせて選べるラインナップが充実。

さらに、同フロアではプールやサウナも楽しむことができるため、“整える”時間をトータルでデザインできるのもW大阪ならでは。心と体のリセットボタンを押したくなったとき、そして、ホリデーシーズンに向けて自分をアップデートしたくなったときに、頼りにしたいアーバンリトリートだ。

スパのあとは、年内限定の「THE CURATED TEN」を堪能して

さらに、今なら、アジアパシフィックのWホテルが誇るオリジナルレシピを、ミニバーガーコレクションとして体験できる「THE CURATED TEN」を、3階「LIVING ROOM」にて開催中。

ミニバーガー3種類(シンガポール・バリ・モルディブ)とフレンチフライ付き ¥5,000(2025年12月31日まで開催中)
ミニバーガー3種類(シンガポール・バリ・モルディブ)とフレンチフライ付き ¥5,000(2025年12月31日まで開催中)

スパで老廃物を流したあとは、お腹もペコペコ。そんな体に沁み渡る美味しさで、いくらでも食べられそうなほど。先日開催された、グローバル規模のミュージックイベント「W Osaka PRESENTS」でも大好評だったというこちらのミニバーガーを食せるのは今だけ。ぜひ、足を運んでみて。

W大阪

住所/大阪府大阪市中央区南船場4丁目1−3

Tel./06-6484-5355

http://wosaka.jp

Text: Misaki Kawatsu

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