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「えっ、風呂場で?」義実家で出された肉厚のしいたけ。思いもしなかった栽培場所を知った瞬間

  • 2025.12.12

義両親との付き合いに困惑したことのある人は、少なくありません。考え方や価値観の違いに戸惑っても、相手に悪気がないと「NO」を言いづらいものですよね。だからこそモヤモヤは募るわけですが……。そんな義両親のトンデモ体験談3選を紹介します。

しいたけの栽培場所に驚き!

結婚当初、私たち夫婦は義両親の家のそばに住んでいて、夕飯をごちそうになる機会がよくありました。私はしいたけが大好きで、そのことを知っていた義両親は、いつも食卓にしいたけを並べてくれていたのですが……。

義実家でごちそうになっていた大好きなしいたけは、大きくて肉厚で本当においしかったです。食べるたびに「義両親がわざわざ農業協同組合や八百屋で買ってきてくれたんだろうな」とありがたい気持ちでいっぱいになっていました。

しかし、ある日、義父が何げなく話してくれた言葉に衝撃を受けました。「しいたけ、よく育ってるだろ? 風呂の水を毎日原木(しいたけを育てるための木)にじゃぶじゃぶかけて育ててるんだよ」。一瞬、何を言われたのか理解できませんでした。そして、その瞬間、頭の中に義両親の風呂場の風景が浮かびました。

義実家の風呂場は少し古びていて、換気があまり良くないのか、カビだらけで湿気がこもっているような印象がありました。もしかして、あの湿気を生かしてしいたけを栽培していたの? そう思った瞬間、それまで「おいしい」と思って食べていたしいたけが、急に別のものに感じられてきました。

その後も義両親の家では、賞味期限が切れているような食材が出てくることもあり、食べ物に対する価値観の違いを感じることが多くなりました。もちろん、義両親に悪気があったわけではありません。

ただ、当時の私は戸惑いを隠せず、「どうやって対処すればいいんだろう……」と悩むこともありました。そこで私は、にっこり笑顔で「おいしい!」と言いながら、少し気になる部分をこっそり残したり、食べられそうなものだけをいただく術を身に付けたのです。

◇◇◇◇◇

大好きだったしいたけが、実はお風呂場で育てられていたと知ったときにはショックを受けましたが、人との価値観の違いに気付き、時には理解しながら、じょうずに付き合っていくことも大切だと思うようになりました。

著者:大石椎子/50代女性・主婦

イラスト/マメ美

食のこだわりが強すぎ問題

結婚して3年がたち、義母との付き合いも徐々に長くなってきました。もともとマクロビオティック(玄米や野菜、豆類など自然な食材を中心に、陰陽のバランスを重視する食事法)に関心の強い義母でしたが、最近はそのこだわりがさらに強くなり、私たち夫婦にも影響を及ぼすようになってきました。

市販のお菓子やレトルト食品、砂糖や肉について「体に悪いからやめたほうがいい」と言われることが増え、最初のうちはうまく受け流していましたが、最近ではなかなか話をそらすのも難しくなってきています。

◇◇◇◇◇

このままでは負担が大きくなる一方だと感じ、義母との距離の取り方を少し見直そうかと考え始めています。

著者:大田太美/20代女性・会社員

義両親の新築訪問でまさかの展開

子どもが生まれたことをきっかけにマイホームを建てたときのことです。注文住宅で、予算と相談しながらも自分たちのこだわりをたくさん詰め込んだわが家。新築を機に、これまで大切に集めてきた食器も思い切って使おうと決め、新しい生活に胸を躍らせていました。

そんな中、家のお披露目も兼ねて義両親を招待したのですが、義母が当然のように犬を連れてきたのです。義母が犬を連れてきたこと自体は、犬好きな人なら自然なことかもしれませんが、私たちにとっては新居での初めての経験だったので、少し戸惑ってしまいました。

しかも、リードを外して室内を自由に歩かせ、私のお気に入りの茶器でお茶をお出ししたところ、その茶器から直接犬にお茶を飲ませていました。その光景に、驚きすぎて言葉が出ませんでした。

結婚当初から、義母は思ったことをそのまま口にしたり行動に移したり、物に対してあまり執着がない人だとは感じていましたが、まさか自分たちの新居でも同じように振る舞うとは思っていませんでした。

あのときの怒りや悲しみは、今でも完全には消えていません。ただ、あの出来事を通して「人の家を訪ねるときは、より一層気をつかうようになった」という点では、自分にとって良い学びになったとも思えるようになりました。

◇◇◇◇◇

新居での衝撃的な出来事は、私にとって忘れられない経験となりました。自分の言動が相手にどんな影響を与えるか、これからも心に留めて過ごしていきたいと感じています。

著者:陽風 汀/40代女性・会社員

イラスト/Ru

まとめ

義両親へのモヤモヤを直接伝えるのが難しいのであれば、夫に相談するのも方法のひとつです。もしかしたら夫も妻の両親に思うところはあるのかもしれません。ある程度気遣いつつ、妥協しながらも言うべきことは伝えつつ、円満な親戚関係を育んでいけると良いですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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