1. トップ
  2. ヘア
  3. レオナルド・ディカプリオ、映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』の主人公は『ミッション:インポッシブル』のイーサン・ハントと正反対

レオナルド・ディカプリオ、映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』の主人公は『ミッション:インポッシブル』のイーサン・ハントと正反対

  • 2025.12.9
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』はデジタル配信中。
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』はデジタル配信中。

ポール・トーマス・アンダーソンが脚本と監督を手がけた映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、1990年に発売されたトマス・ピンチョンの小説『ヴァインランド』が原作の救出劇だ。レオナルド・ディカプリオが演じるのは、最愛の娘と平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家ボブ。ソファに寝転び怠惰な日々を送っていたが、かつての宿敵である変態軍人“ロックジョー”に愛娘をさらわれ、着の身着のまま自宅を飛び出す。

「彼はどうしたらいいのかわからないなりに、頑張って娘を育てている。そんなときに娘がさらわれてしまうんだ。バスローブを脱ぐ暇なんてない。とにかく行かねば。娘を取り戻しに行かなくちゃいけないんだ」とディカプリオは『Entertainment Tonight』のインタビューで役どころを説明し、こう続ける。「『ミッション:インポッシブル』のトム・クルーズとは正反対だ。間違った選択ばかりだし、スタントも着地も失敗ばかりなんです」

ロックジョーを演じるのはショーン・ペン、ボブに助けの手を差し伸べる空手道場のセンセイをベニチオ・デル・トロ、活動家仲間をレジーナ・ホールが演じるなど、名優が脇を固める。デル・トロは本作で初共演したディカプリオについて、「何十年も憧れてきた俳優のひとり」と称賛。「レオと一緒の場合、彼にキャラクター作りを委ねるだけでいい。彼自身が物語になるんだ。だから私は、彼の周囲で自分のキャラクターを物語に飲み込ませることだけ気をつくだけでいい」と語っている。

Text: Tae Terai

元記事で読む
の記事をもっとみる