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【ふるさと納税】まだの人はラストチャンス!! 物価高で変わる“返礼品選び”のシビアな現実

  • 2025.12.4

今年のふるさと納税、やるなら今がラストチャンス!

今年のふるさと納税、やるなら今がラストチャンス!
今年のふるさと納税、やるなら今がラストチャンス!

12月に入り、ふるさと納税の駆け込み寄付がピークを迎えています。例年であれば、年末の食卓を彩る「カニ」や「高級肉」に注目が集まる時期ですが、2025年はそのトレンドに大きな変化が起きています。物価高と米不足の記憶を経た今、生活防衛のために「米」を選ぶ人が急増しているのです。

大手ふるさと納税サイトのデータが、その「異変」を裏付けています。 「さとふる」が発表した2025年上半期の検索キーワードランキング(※2025年1月1日〜6月15日までのデータ)では、不動の人気を誇るご褒美グルメを抑え、「米」が堂々の1位となっています。 さらに、検索キーワードのトップ10のうち、米関連のワードが5つもランクインしており、生活必需品確保への切実な関心がうかがえます。

また、「ふるさとチョイス」が発表した2025年上半期の人気カテゴリーランキング(※2025年1月1日〜5月31日までのデータ)でも、最も寄付件数を集めたのは「米」であり、寄付額は前年同期比で約2.2倍にまで急増していると公表しています。この背景にあるのは、昨今の価格高騰と、記憶に新しい「令和の米騒動」にあるといえるでしょう。 特に今年は、将来的な供給不安に備えて「先行予約」タイプの返礼品を選ぶ傾向が強く見られました。

興味深いのは、手軽な「無洗米」の需要も高まっている点です。ふるさとチョイスのランキングでは、「無洗米」がトップ10入りを果たしています。 共働き世帯の増加などを背景に、節約だけでなく家事の時短(タイパ)もかなえたいというニーズが、返礼品選びにも如実に表れています。一方で、魚介類やうなぎといった“プチぜいたく”品も上位に入っており、生活防衛とご褒美需要の「二極化」が進んでいるのも2025年の特徴と言えそうです。

さらに、さとふるのデータによれば、「ブランド米」への寄付件数は前年同月比で3.7倍以上、「新米」は約3倍に増加しています。(※2025年1月1日〜10月31日までのデータ)単に安い米を求めるだけでなく、「確実においしいお米を確保したい」という心理が働いているようです。

そんな2025年のふるさと納税も、いよいよラストスパート。 その年の所得税・住民税の控除対象となるのは、「12月31日 23時59分」までに決済(入金)が完了した寄付までとなります。これを過ぎると翌年分の扱いとなってしまうため、まだ済ませていない人は今がまさにラストチャンスです。

特に今年は「米」への注文が殺到しているため、人気の銘柄や発送時期が選べる返礼品は、年末ギリギリになると受付を終了してしまう可能性も。 まずは自身の「控除限度額」をシミュレーションサイトなどで確認し、生活防衛のための「お米」か、それとも一年のご褒美としての「ぜいたく品」か、早めの決断がおすすめです!

(LASISA編集部)

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