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【MLB】「今季と同じでは山本由伸が壊れる」ドジャース地元メディア、新守護神にディアス獲得を熱望 デメリットについても言及

  • 2025.12.4
エドウィン・ディアス(C)Getty Images
SPREAD : エドウィン・ディアス(C)Getty Images

米メディア『ドジャース・ネーション』は2日(日本時間3日)、救援投手が課題だった今季のドジャースについて言及。新たな守護神としてエドウィン・ディアス投手を獲得するよう強く訴えかけた。
今オフの移籍市場には、ライセル・イグレシアスライアン・ヘルズリーデビン・ウィリアムズなど多くの救援投手が溢れていたものの、次々に他球団と契約。急激に選択肢が狭まっている状況だ。

■獲得に伴うデメリットとは………

『ドジャース・ネーション』の公式YouTubeは同日、来季のチーム編成について言及。ハイレバレッジ(厳しい場面)を乗り切れる救援投手としてディアス獲得を熱望した。
ディアスはメッツからのクオリファイングオファーを拒否してFA市場に出ているため、ドジャースが獲得した場合はドラフト指名権を一部失う点、贅沢税超過に絡んだ国際FAボーナスプールの大幅な減額、高額年俸などのデメリットを挙げた上で、「それでもディアスは絶対にナンバーワンターゲットでいい」と強調した。
今季ドジャースの救援投手は、メジャー最多となる657回2/3イニングに登板。故障者が続出した先発陣のしわ寄せと、デーブ・ロバーツ監督の起用法も相まって負担が増加。防御率4.27は全30球団中20位と振るわず、試合終盤での安定感を欠いた。

■「ヒヤヒヤしながらスコットは見たくない」

同メディアのポッドキャストで司会を務めるダグ・マッケイン氏は、「ドジャースがディアスを獲得するべき理由」を掲げて持論を展開。
ワールドシリーズまで大車輪の活躍を見せた山本由伸投手に触れて、「あれは奇跡。もう一度やったら腕が壊れる。信頼できるクローザーがいないとまた同じことになる」と指摘。「お尻がヒヤヒヤしながらタナー・スコットは見たくないんだよ」と訴えかけた。
現在32歳のディアスは今季62試合に登板、66回1/3を投げて6勝3敗28セーブ、防御率1.63、98奪三振の好成績を記録した。世界一軍団に新たな守護神は誕生するのか。

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