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家事戦力0夫「なんでもやるよ!」いや不安しかない…病床の妻のお願いごとは?<全部説明させる夫>

  • 2025.12.4

夫のナス太さんは毎日仕事で帰りが遅く、キリ子さんはほぼワンオペで、イヤイヤ期真っ只中の3歳の娘・マリちゃんの育児に奮闘しています。
おつかいで牛乳を頼まれたのに豆乳を間違えて買ってきたり、高い瓶牛乳を大量に買ってきたり、“普通”の感覚とは少しズレている夫。キリ子さんが1から10まで伝えないとわかってくれません。

そんなある日、キリ子さんはギックリ腰を発症してしまいます。黙って見ているだけの夫に手を貸してくれるようお願いすると、痛みに配慮するどころか勢いよく引きずられてしまい、「言葉が足りない」と言う夫とついに意見が衝突。

しかし、痛さのあまり言い合いする気も起きず、ひとまず目を覚ましたマリちゃんの朝ごはんを出すようお願いします。

ところが夫は、またもやキリ子さんの言葉をそのまま受け取り、白ご飯だけをマリちゃんに出したのです。

キリ子さんは言われたことしかやらない夫を責めますが、一緒に働いていたころの夫は元々仕事を1教えたら10できるタイプ。そんな夫が家のことをやってくれるとは言うものの、指示されたことしかできない夫に一体何を頼めばいいのか困惑してしまいます。

家事力皆無の夫に、妻の不安は増すばかり…

「言ってくれればやるから、なんでも言って」

そう言う夫を信じ、思い切って夕飯の買い出しと調理をお願いすることにしたキリ子さん。

「余裕、余裕!」と張り切る夫は、気を利かせて昼ごはんも用意しようとしているようですが、キリ子さんの不安はぬぐえません。

そこで懸命に頭を働かせ、近所のパン屋さんで済ますことを提案。足取り軽く出かけていく夫を見ながら、キリ子さんは「これくらいなら大丈夫……だよね?」と自分に言い聞かせるのでした。

▼家族であれ、その人が何をできるかを判断し、頼むのは難しいことですよね。しかし、キリ子さんのように勇気を出して家のことを頼むことで、お互いができることが増えていくのではないでしょうか?

できることが増えれば、何かあったときも安心して任せられますし、普段の生活にも生かしていけるはず。少しずつ役割を共有していくことで、互いに支え合える家庭の形が築かれていくのかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ

ベビーカレンダー編集部

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