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「邦画最高峰の完成度」妻夫木聡、広瀬すず…“実力派俳優”が集結した『傑作映画』に相次ぐ称賛

  • 2026.1.10

ドラマや映画の中には、観る者を驚嘆させるほど緻密に作り込まれた作品があります。今回はそんな中から名作を5本セレクトしました。

本記事ではその第5弾として、映画『宝島』(東映、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)をご紹介します。戦後の沖縄を舞台に熱き魂が揺さぶられます。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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映画の完成披露舞台あいさつに登壇した女優の広瀬すず(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『宝島』(東映、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)
  • 公開日:2025年9月19日

物語は1952年、アメリカ統治下の沖縄から始まります。戦後の混乱の中、米軍基地の物資を盗み、住民に分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいました。幼なじみのグスク(妻夫木聡)ヤマコ(広瀬すず)レイ(窪田正孝)は、リーダーであるオン(永山瑛太)と共に、“でっかい戦果”を上げることを夢見ていました。

しかし、ある襲撃の夜、オンは“予定外の戦果”を手にしたまま突然消息を絶ってしまいます。残されたグスク、ヤマコ、レイの3人は、オンが目指した“本物の英雄”を心に秘め、それぞれの道を歩み始めます。グスクは刑事、ヤマコは教師、そしてレイはヤクザとなり、オンの影を追い続けます。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた沖縄という環境では、現実は思い通りにはいきません。彼らはやり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに感情が爆発することになります。

見どころ ※以下、ネタバレあり

妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太といったかつてない実力派俳優たちが集結し、それぞれの役柄に息を吹き込んでいます。特に、永山瑛太さんのオン役は“狂気と慈愛の同居”が見事だと評され、妻夫木聡さんの“抑えた怒り”、広瀬すずさんの“静かな祈り”、窪田正孝さんの“爆発する哀しみ”とそれぞれの喜怒哀楽も印象的です。彼らの目線一つで伝わる感情表現や、怒鳴らない静かな演技が観る者の心に深く響きます。

本作は単なる歴史映画ではなく、米軍統治下の沖縄で暮らす人々の抑圧、格差、記憶の継承、そして“怒りをどう生きるか”という普遍的なテーマを現代社会に問いかけています。沖縄の人々が経験した苦悩や、日本国が沖縄にしてきたことなど、忘れられている歴史的背景に触れることで、“知らなかった自分”から“知ろうとする自分”へ変わるきっかけになるでしょう。

大友啓史監督は、沖縄に対するラブレターのような気持ちでこの映画を制作したと語っており、その熱意が画面から伝わってきます。3時間を超える長尺ながらも、深く、深く物語に引き込まれ、時間を忘れるくらい没頭できます。三線の音色と爆発音が交互に配置された音響効果も、静と動の緊張感を生み出し、感情を揺さぶる一因となっています。それぞれのキャストたちがそれぞれの立場で“闘い方”を選び、様々な困難にぶつかりながらも未来を探し続ける姿は、観る者に勇気を与えます。

キャストたちの魂の熱演に拍手喝采

SNS上では、主演の妻夫木聡さんをはじめとする豪華俳優陣の熱演を絶賛する声が多く見られます。「涙が止まらなかった」といった声があがり、「宝島泣いた」「沖縄の記憶をありがとう」がトレンド入りするなど、多くの反響を呼んでいます。

また「生々しすぎた」「邦画最高峰の完成度」「超大作」「耳を塞ぎたくなる場面もある」というコメントも見られ、画面に引き込まれるくらい素晴らしい大作となっています。現在公開中の映画なので、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。


※執筆時点の情報です