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「日本アニメ界の頂点」「間違いなくアニメ史に残る」放送終了から9年“驚異の支持”を誇る『比類なき名作』

  • 2026.1.7

可愛らしいキャラクターデザインに騙されてはいけません。一度見たら忘れられない衝撃的な展開が待ち受けるアニメは、視聴者の心に深い傷を残します。今回は、そんな“衝撃的展開に驚かされたアニメ”をご紹介します。

本記事では、2017年放送のアニメ『メイドインアビス』(AT-X、TOKYO MXほか)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):アニメ『メイドインアビス』(AT-X、TOKYO MXほか)
  • 放送期間:2017年7月7日〜9月29日

巨大な縦穴“アビス”は、地上の常識が通じない不思議と危険を抱えた場所です。深く潜るほど未知の生態系や価値の計れない遺物が見つかる一方で、戻る者を苦しめる“代償”も待っています。アビスの縁にある街で暮らす孤児の少女・リコ(CV:富田美憂)は、探窟家に憧れ、いつか自分の足でアビスの謎へ迫りたいと願っています。そんなある日、リコは探索の最中に、人間の少年のような姿をした不思議な存在・レグ(CV:伊瀬茉莉也)と出会います。

やがてリコのもとには、母・ライザ(CV:坂本真綾)に関わる手がかりが届きます。母は“亡くなった”と断定できる状況ではなく、リコは真相を確かめるようにアビスへ向かう決意を固めていきます。レグもまた、自分自身の秘密を探るために同行し、二人は下へ下へと進む旅に踏み出します。しかしアビスは、進めば進むほど容赦がありません。深層に近づくほど身体と心に重くのしかかる“呪い”の影響が強まり、二人の冒険は“冒険譚”という言葉だけでは収まらない局面へ変わっていきます。

可愛い絵柄に隠された残酷な真実

『メイドインアビス』の最大の特徴は、その愛らしいキャラクターデザインと、容赦ない残酷描写とのギャップにあります。つくしあきひとさんの原作を基にしたこの作品は、キャラクターデザインをProduction I.G所属の黄瀬和哉さんが担当。3〜4頭身のデフォルメされた可愛らしいキャラクターたちが冒険する様子は、一見すると子ども向けファンタジーのようです。

しかし、物語が進むにつれて、その印象は一変します。アビスには深く潜るほど強くなる“上昇負荷”という呪いがあり、上へ戻ろうとすると激しい吐き気や出血、最悪の場合は死に至ります。主人公のリコは12歳の少女ですが、作中では骨が折れる痛みや肉体的苦痛をリアルに描写。視聴者からは「可愛い見た目とのギャップが凄まじい」「油断して見始めたら心にダメージを負った」という声が相次ぎました。

Xでは「可愛らしい絵柄と残酷な展開のギャップ」という投稿が見られるなど、その衝撃度の高さが話題となりました。

視聴開始直後から容赦なし…序盤から突きつけられる過酷な現実

本作の恐ろしさは、視聴者に心の準備をさせないまま、容赦ない展開を突きつけてくる点にあります。Xでは、初見の視聴者から「開幕から視聴困難」といったコメントが投稿されるなど、序盤から衝撃的な描写に戸惑う声が続出しました。

物語の序盤から、アビスには危険な原生生物が存在し、探索そのものが命がけであることが描かれます。加えて、この世界を決定的に過酷にしているのが、上へ戻ろうとした時に襲ってくる“上昇負荷”です。これは作中で「アビスの呪い」とも呼ばれ、深い層ほど影響が強くなる要素として語られています。

さらに、可愛らしいキャラクターが苦しむ姿をあえて隠さず描くことで、視聴者は彼らの痛みに感情移入しやすくなります。同時に、アビスという場所が「降りることはできても、帰るのは簡単ではない」領域であることが、序盤から強烈に印象づけられます。アビスの先にある希望と絶望の両方が、早い段階で提示される点も本作の特徴です。

子どもには見せられない?大人でもトラウマ必至の描写

『メイドインアビス』は、その過激な描写から視聴年齢についても議論を呼んだ作品です。Xでは「メイドインアビスは子供が見たらトラウマになる」というコメントが投稿されるなど、その描写の強烈さが話題となりました。

特に強烈な印象を残すのが、ナナチとミーティの過去に触れるエピソードです。二人は白笛の探窟家ボンドルドの研究・実験に巻き込まれ、取り返しのつかない変化を背負うことになります。ミーティは“成れ果て”となり、苦痛を抱えたまま簡単には終われない状態に置かれます。ナナチがミーティを想い続けるからこそ、視聴者にも重い余韻が残ります。

『劇場版 メイドインアビス 深き魂の黎明』については、公式発表として、当初はPG12として案内されていたものの、映画倫理機構による最終的な検定の結果、鑑賞区分がR15+に決定したことが告知されています。これにより、15歳未満の方は鑑賞できない扱いとなりました。

劇場シリーズ化が2026年公開予定

『メイドインアビス』は、可愛らしいキャラクターデザインとは裏腹に、容赦ない残酷描写と深いストーリーで視聴者を魅了した作品です。2017年の第1期放送以降、2022年には第2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』も放送されました。さらに、シリーズ続編として劇場シリーズ化が告知され、【第1部】『メイドインアビス 目覚める神秘』が2026年公開予定と発表されています。

監督の小島正幸さんをはじめとする制作陣の徹底したこだわりと、富田美憂さん、伊瀬茉莉也さん、井澤詩織さんら声優陣の熱演により、アビスという過酷な世界が圧倒的なリアリティをもって描かれています。視聴には覚悟が必要ですが、その先に待つ感動と衝撃は、他の作品では味わえない唯一無二の体験となるでしょう。SNSでは「日本アニメ界の頂点」「間違いなくアニメ史に残る」と絶大な支持を集めており、その完成度の高さがうかがえます。冒険の果てに待つものは希望か、それとも絶望か。その答えは、あなた自身の目で確かめてみてください。


※執筆時点の情報です