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5年前、熱狂生んだ『至高映画』…実写化史上“最高傑作”と称された一作

  • 2026.1.7

ドラマや映画の中には、観る者を驚嘆させるほど緻密に作り込まれた作品があります。今回は、そんな中から名作映画を5本セレクトしました。

本記事ではその第2弾として、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(松竹)をご紹介します。伝説の殺し屋は、どのような結末を迎えるのでしょうか――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作しています
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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「第28回日本映画批評家大賞」の授賞式に出席した平手友梨奈(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(松竹)
  • 公開日:2021年6月18日

南勝久の人気コミックを実写映画化した『ザ・ファブル』シリーズの第2作。裏社会で誰もが恐れる伝説の殺し屋・ファブルは、「1年間、誰も殺さず普通に暮らせ」というボスの命令を受け、佐藤アキラ(岡田准一)という偽名を使い、相棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹を装って一般人として暮らしています。

一見平穏に見える街で、表向きはNPO団体「子供たちを危険から守る会」の代表を務めながら、裏では緻密な計画で若者から金を巻き上げ、殺害までする危険な男・宇津帆(堤真一)が暗躍していました。かつてファブルに弟を殺された宇津帆は、凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)と手を組み、復讐を果たすべく動き出します。

一方アキラは、過去にファブルが救えなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)と再会します。岡田准一さん、木村文乃さん、佐藤浩市さんら前作からのキャストに加え、堤真一さん、平手友梨奈さん、安藤政信さんが新たに参加。監督は前作に続き江口カンさんが務めました。

見どころ※ネタバレあり

前作で高評価を得たアクションは、本作でさらに進化を遂げています。主演の岡田准一さんは、ファイトコレオグラファーとして初期段階から制作に参加し、“日本映画では見たことのない画”を追求。攻め続ける姿勢が際立つ、圧倒的なアクションを披露しています。特にアパートでのアクションシーンは、縦横無尽な動きが前作を上回る迫力で描かれ、どんな状況でも動揺せず敵を制圧していくファブルの強さが存分に表現されています。

「一年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」というボスの指令のもと、一般人として暮らすファブルの不器用な振る舞いは、本作でも大きな魅力です。デザイン会社“オクトパス”の同僚・ミサキ(山本美月)らとのやり取りは、観る者の心を和ませる名シーンの連続。プロの殺し屋が一般人になろうと奮闘する姿も、本作ならではの見どころと言えるでしょう。

物語のクライマックスでは、ファブルは殺し屋としてのスキルを駆使しながらも、誰も殺さずに危機を乗り越えようとします。宇津帆の復讐心と鈴木の冷酷な計画が交錯する中、衝撃のラストが待ち受け、人間ドラマとしての深みも一段と増しています。原作ファンの間で「一番泣けるエピソード」と語られる“宇津帆編”を映画化したことで、原作ファンも納得の内容となっています。SNSでは「実写化の最高傑作」「めちゃくちゃ面白い」など絶賛の声が相次ぎました。

平手友梨奈の迫真演技に注目

クライマックスでヒナコを演じた平手友梨奈さんは、まるで“憑依”したかのような圧巻の演技を披露。その眼力と存在感は凄まじく、SNS上でも「平手友梨奈の演技がすごい」「鬼気迫る演技」「息が止まるかと思った」「目が離せなかった」といった声が相次ぎました。女優として新たな扉を開いた平手友梨奈さんの今後の活躍からも目が離せません。また、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の続編にも期待が高まります。


※執筆時点の情報です