1. トップ
  2. 「何度も離脱しそうになった…」“想像を絶する生々しいシーン”に観客悲鳴…“実写化最高峰”の呼び声高い名映画

「何度も離脱しそうになった…」“想像を絶する生々しいシーン”に観客悲鳴…“実写化最高峰”の呼び声高い名映画

  • 2025.12.20

私たちが当たり前だと信じている正義や、無意識のうちに築いた倫理観。そうした固定観念を根底から覆し、善悪の境界線や人間の本質を鋭く問いかけてくる作品が、これまでも数多く生み出されてきました。今回は、そんな“観る者の価値観を揺さぶる衝撃作”5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2019年公開の映画『羊とオオカミの恋と殺人』(プレシディオ)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“観る者の価値観を揺さぶる衝撃作”映画『羊とオオカミの恋と殺人』

undefined
映画の舞台あいさつに登壇した福原遥(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『羊とオオカミの恋と殺人』(プレシディオ)
  • 公開日:2019年11月29日

あらすじ

裸村さんの漫画『穴殺人』を原作に、監督:朝倉加葉子さん、脚本:高橋泉さんらで実写映画化。

大学受験に失敗し、人生に絶望していた黒須越郎(杉野遥亮)は、壁のフックを使って首吊り自殺を図りますが失敗し、その衝撃で部屋の壁に穴を開けてしまいます。その穴からは、隣に住む清楚で美しい女性・宮市莉央(福原遥)の生活が丸見えになっていました。それ以来、壁の穴から彼女を覗き見ることが黒須の唯一の生きがいとなり、彼は次第に宮市に夢中になっていきます。

ある日、いつものように様子を窺っていた黒須は、彼女が部屋で殺人を犯している衝撃的な現場を目撃してしまいます。同時に覗き行為が見つかってしまった黒須は、とっさに宮市へ愛を告白し、奇妙なことに2人は交際を始めることに。順調に愛を育んでいるように見えた2人でしたが、宮市は黒須とのデート中であっても構わずに殺人を繰り返していくのでした―。

映画『羊とオオカミの恋と殺人』の見どころ ※ネタバレあり

映画『羊とオオカミの恋と殺人』は、自殺志願の青年と殺人鬼の美少女という奇妙なカップルの純愛を描いたラブコメディ。しかし、そのポップな雰囲気とは裏腹に、殺人シーンの描写は容赦がありません。特に頸動脈を切り裂く直接的な表現は鮮烈で、スプラッター映画顔負けの残酷さに衝撃を受ける視聴者が続出しました。SNSで「生々しすぎる」「途中で何度も離脱しそうになった…」といった、コメントも寄せられています。

一方で、漫画原作の実写化作品としては、その完成度の高さに驚きの声が上がっています。非日常的な設定と狂気を含んだ純愛という難しい題材を、主演の杉野遥亮さんと福原遥さんが見事に体現。SNSでは「漫画実写で最高峰」と手放しで称賛する声や、原作が持つ独特の空気感やキャラクターの魅力を損なうことのない出来に「原作の世界は壊さずに綺麗に描かれていた」と、実写化における再現度の高さと作品へのリスペクトを評価するファンからの好意的なコメントが多く集まりました。

「可愛さを堪能」福原遥の殺人鬼役にファンメロメロ

杉野遥亮さんと福原遥さんがW主演を務めた映画『羊とオオカミの恋と殺人』。この作品で特に注目を集めたのが、殺人鬼でありながら清楚な女子大生・宮市莉央を演じた福原遥さんの演技です。猟奇的な一面を持ちながらも、普段の振る舞いは愛らしく、その狂気と可憐さのギャップを見事に表現した福原さんの存在感が、この奇妙なラブストーリーを成立させる大きな鍵となっていました。

そんな福原さんの演技には、観客から絶賛の声が寄せられています。SNSでは「可愛さを堪能できる」といった感想に加え、「さすがの演技力だね」といった声も上がっており、殺人鬼という役柄さえも魅力的に見せてしまう福原さんの卓越した表現力と、あふれ出る可愛らしさが多くのファンを虜にしました。

映画『羊とオオカミの恋と殺人』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“狂気と純愛のスプラッター・ラブコメディ”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です