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20年連れ添った夫に「本妻」がいた?! お通夜ではじまったふたりの妻たちの争い

  • 2025.11.28

夫にもう一人の妻がいた!?

読者投稿から漫画になった作品「実家に棺桶が運ばれてきました」は、20年連れ添った夫の死で…突然「妻」から「愛人」になってしまった女性の話です。

物語の主人公・明子は、息子も独立し、優しい夫・茂雄との穏やかな生活を送っていました。しかし、茂雄が突然この世を去ったことで、明子の日常は崩壊してしまいます。

明子の前に現れたのは、亡き夫の「本妻」を名乗る女性、翠(みどり)。彼女が差し出したのは、戸籍謄本でした。長年連れ添った最愛の夫は、自分にとっての夫であると同時に、翠にとっての夫でもあったのです…。

息子も育て上げ、夫婦ふたりで穏やかに暮らしていたのに。

愛する人を失った現実を受け入れられずにいる明子に、さらに悲劇が訪れるのです…。

正妻の話を聞いてみると、全く知らないことばかりで…。

なんと茂雄は会社の跡取りで、正妻との間に娘もいるというではありませんか。仲良く慎ましく生活してきた明子には、まさに寝耳に水。

葬儀にも参加しないようにと言われてしまうのですが…。

「あなたは彼の愛人よ」

「あなたに遺産相続の権利はない」

この冷酷な宣告により、明子は愛人という烙印を押され、夫名義の家さえも失い、一転して路頭に迷うことに。幸せだった日々は、すべて虚像だったのでしょうか?

物語は残された明子、本妻の翠、そしてふたりの間に挟まれた娘・真央。三人は、茂雄の死をきっかけに、彼の遺産、彼の過去、そして彼が生前抱えていた秘密を巡って感情をぶつけ合うことに…。

この作品は、誰かの幸せが、誰かの不幸の上に成り立っている残酷な現実と、それでも人を愛してしまった人間の愚かしくも切ない心を描いています。

「もし、自分の愛した人が、とんでもない嘘をついていたとしたら?」

作品の結末を、ぜひその目で確かめてみてください。

漫画「実家に棺桶が運ばれてきました」

(ウーマンエキサイト編集部)

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