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「紅白よりこっち!」大人気ドラマ大晦日SPが“情報解禁”→視聴者「夜食用意しなきゃ」歓喜の声

  • 2025.12.18

テレビ東京は12月12日、松重豊さん主演の人気ドラマシリーズ『孤独のグルメ』の「2025大晦日スペシャル」の詳細情報を解禁しました。年末の国民的行事といえば『NHK紅白歌合戦』ですが、その裏で静かに、しかし熱烈な支持を集め続けてきた井之頭五郎が、9年連続となる大晦日の夜に帰ってきます。今回の情報解禁を受け、SNS上では早くも視聴者から「今年もやってきた!」「夜食の準備をしなきゃ」といった歓喜の声が溢れています。

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2024年撮影。第37回東京国際映画祭内で行われた「劇映画 孤独のグルメ」のジャパンプレミア舞台あいさつに登壇した松重豊(C)SANKEI

そもそも『孤独のグルメ』とは? 

今回の大晦日スペシャルについて触れる前に、改めて本作の魅力をおさらいしておきましょう。『孤独のグルメ』は、原作・久住昌之氏、作画・谷口ジロー氏による同名漫画をドラマ化した作品です。松重豊さん演じる輸入雑貨商の主人公・井之頭五郎が、仕事の合間にふらりと立ち寄った大衆食堂やレストランで、独りひたすらに食事を楽しむ姿を描いています。

ドラマといっても、大きな事件が起きたり、劇的な恋愛が展開されたりするわけではありません。ただ中年男性が「腹が減った」と心の中でつぶやき、店を探し、料理を選び、そして美味しそうに食べる。それだけの構成なのですが、松重さんの豪快かつ上品な食べっぷりと、人間味あふれる心理描写、そして画面越しに香りが漂ってきそうな料理のシズル感が視聴者の食欲を強烈に刺激します。

2025年のテーマは「おにぎり」! 新潟・佐渡から山形・米沢へ奔走

そんな人気シリーズが2025年の締めくくりに選んだテーマは、日本のソウルフードである「おにぎり」です。今回解禁されたあらすじによると、五郎さんはとあるカウントダウンイベントで配られる「おにぎり」のお米と具材集めに奔走することになります。舞台となるのは、日本有数の米どころである新潟・佐渡や、山形・米沢などの東日本エリア。「いつもと雰囲気の違う小さな相棒」と共に各地を巡りながら、行く先々で予期せぬトラブルや度重なるお願いごとに巻き込まれていきます。もちろん、その道中で出会う絶品の地方飯も見逃せません。佐渡の海の幸や米沢の肉料理など、その土地ならではの味覚と人情に触れながら、五郎さんの2025年食べ納めの珍道中が描かれます。

5年ぶりの「生放送」が復活! 松重豊さんのコメントが話題に

そして、今年の最大の見どころと言えるのが「生放送パート」の復活です。ドラマ本編ではタイムリミットが迫るカウントダウンイベントに向けて五郎が奔走しますが、果たして生放送中に、炊き立ての新米おにぎりで大晦日を締めくくることができるのか。5年ぶりとなる生ドラマのスリリングな展開には、新川優愛さんと森永悠希さんも出演予定とのことで期待が高まります。

主演の松重豊さんからは、9年連続の放送に対し、ユーモアと自信が入り混じったコメントが到着しています。松重さんは「節目にもならない9年連続だそうです」と前置きしつつ、かつてテレビがワクワクする箱だった時代に思いを馳せ、「せめてもの抵抗で5年振りの生放送に挑みます」と宣言。さらに、「期待されても困りますが、紅白よりワクワクする瞬間があるやも、です」と、国民的番組に対抗心をのぞかせる言葉で締めくくっています。

派手な歌番組の裏で繰り広げられる、五郎さんのひとり飯。2025年の最後は、井之頭五郎と共に、熱々の「おにぎり」でほっこりと迎えるのが正解かもしれません。


※記事は執筆時点の情報です