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「今期一番笑えて泣けてドキドキした」火9ドラマ最終回“野木ワールド全開の衝撃ラスト”に称賛の嵐(※ネタバレあり)

  • 2025.12.17

12月16日に放送されたテレビ朝日系ドラマ『ちょっとだけエスパー』最終回が、SNSで大きな話題となっています。文太による感動的な愛の告白や、記憶を失った四季と文人の"出会い"をアシストする粋なラストに、「今期一番笑えて泣けてドキドキした」「最後の演出が粋!」「圧巻でした!」など、視聴者から称賛の声が続々と寄せられているようです。

※以下、ネタバレを含みます。

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2025年撮影。「ちょっとだけエスパー」の取材会に出席した左から大泉洋、宮﨑あおい(C)SANKEI

『ちょっとだけエスパー』感動の最終回!サブタイトルは「ノマナーレ」とは反対の「Si,amore.」

テレビ朝日系の10月期ドラマ『ちょっとだけエスパー』は、映画『ラストマイル』やドラマ『アンナチュラル』などの脚本で知られる野木亜紀子さんがストーリーを担当する完全オリジナル作品。

物語は、会社をクビになり、妻とは離婚、貯金も底をついたどん底サラリーマンが「ちょっとだけ」エスパーになって世界を救う…というSFラブロマンス。主人公は謎の会社「ノナマーレ」の社長・兆に拾われ、不思議な女性・四季と"仮初めの夫婦"として暮らし始めます。しかし兆の正体は、2055年の未来からやって来た四季のパートナー・文人でした。出会って10年で死んだ四季を救うため、兆は歴史に手を加えようとしていたのです。

主役の文太を演じるのは大泉洋さん。宮﨑あおいさん、ディーン・フジオカさん、高畑淳子さん、宇野祥平さん、北村匠海さん、岡田将生さんら実力派俳優が脇を固めます。

「四季を愛してる。四季がいるこの世界を俺は愛する」文太決死の大告白が光る最終回!【ネタバレあり】

12月16日に放送された最終回「Si,amore.」では、兆=文人(岡田将生さん)が立てた計画の全貌を知った四季(宮﨑あおいさん)が驚きの行動に出ます。なんと、四季は文太から渡されたナノレセプターを飲むことを拒み、代わりにEカプセルを大量に摂取。強力な"吹っ飛ばしエスパー"となった四季は未来のために「2人のぶんちゃん(文太と文人)を殺す」と決意しました。

同じ頃、文太たち"Bit5マイナスワン”と市松(北村匠海さん)ら"Young3"は、クリスマスマーケットで起こる死亡事故を防ぎ、未来を大きく改ざんするため現場へ向かいます。

上手くいくかと思われた作戦でしたが、兆が途中で気づいてしまいあえなく失敗。ところが、兆(映像)と文太が対峙しているところへ、四季が現れました。そして、自分の決意を行動に移します。

まず、四季は文太を柱まで吹っ飛ばし、次に「ちょうどクリスマスマーケットに来ていた2025年の文人」をLEDパネルが落ちてくる現場に無理矢理誘導。「LEDパネルで2025年の文人を殺し、自分も一緒に死ぬ」作戦に出ます。

しかし、四季が本当は死にたくないと思っていることに気づいた文太は、身体の痛みを堪えて四季のもとへ行き、「10年だってかけがえない!俺の半年は、一生分だった。忘れてしまっても…相手が死んでも、愛は残る。愛してる。四季を愛してる。四季がいるこの世界を俺は愛する」と決死の告白をします。

文太の想いに胸を打たれた四季は、2025年の文人を殺そうとすることも、そして自分が死のうとすることもやめるのでした。

今にも落下しそうになるLEDパネル。もう間に合わないか…とおもったとき、あの"白い男"(麿赤兒さん)が再び姿を現し、大惨事を防ぎました。驚く兆に向かい、その男は自らを2070年から来た人物だと説明。「兆(きざし)が兆(ちょう)なら、私は京(けい)といったところか…」と兆のさらに未来の姿であることを示唆しました。

そして、1年後。記憶を失った四季は、病院でその時代の文人と再会しました。2人は、事故の思い出を語りつつ、最近身の回りで起こった”ちょっと不思議なこと”についての話で盛り上がります。その様子を、そっと陰から見守る4人が…そう、それは、2人の”出会い”を”ちょっとだけ”サポートした、あの元エスパーたちでした。

「圧巻でした!」美しいラストに称賛の声

最終回放送後、SNSには視聴者から多くの反響が寄せられました。「今期一番笑えて泣けてドキドキした」「圧巻でした!」「最後の演出が粋!」「心があたたかくなった」「めちゃくちゃ面白かった」など、ドラマを絶賛する声が続出。また、白い男の正体についても驚きの声も多数寄せられました。

最終回のサブタイトル「Sì,amore.(はい、愛しています)」が、「ノマナーレ(non amare=愛してはいけない)」とちょうど対になっている点も美しかった『ちょっとだけエスパー』。野木亜紀子さんの脚本が紡いだ、笑いと涙とドキドキが詰まった壮大なSFラブロマンスに、多くの視聴者が心揺さぶられたようです。


※記事は執筆時点の情報です