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「感動がよみがえる」『日曜劇場』効果で“有馬記念”大盛況→主演俳優の姿にSNS歓喜

  • 2025.12.30

12月28日に中山競馬場で開催された「第70回有馬記念」が、SNSで大きな話題となっています。12月14日に最終回を迎えたばかりのTBS系10月期ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』の影響もあり、売上は21世紀初の700億円超えを記録。さらに妻夫木聡さんや松本若菜さんも会場に駆けつけたことで、ファンからは「感動がよみがえる」「最高!」など、喜びの声が続々と寄せられているようです。

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2025年撮影。スタンドからレースを観戦していた俳優・妻夫木聡と女優・松本若菜(C)SANKEI

中央競馬最後のGIレース「第70回有馬記念」開催!

有馬記念は、1年の締めくくりとして競馬界で最も注目されるビッグレース。1956年に創設され、今年で70回目を迎える伝統あるイベントです。ファンが「走ってほしい馬」を投票できるドリームレースとしても知られています。

12月28日、千葉・中山競馬場で「第70回有馬記念」が開催されました。今年の年末を飾る競馬界最大級のレースに、ファンの投票で選ばれた馬を含む全16頭が挑みました。

ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』効果で売上は21世紀初の700億円超え!

『ザ・ロイヤルファミリー』は、早見和真先生の同名小説を原作としたドラマ。とあるきっかけで仕事にやりがいを見いだせなくなってしまった主人公が、競馬に熱中する社長と知り合い、自らも競馬の世界にのめり込んでいく…というストーリーです。馬主と周囲の人々の20年間を描いた重厚な物語は多くの読者の胸を打ち、原作は「JRA賞馬事文化賞」「山本周五郎賞」など数々の賞に輝いています。

ドラマ版では主役の栗須栄治(くりす えいじ)を妻夫木聡さんが担当。彼を競馬の世界に引きずり込む社長・山王耕造(さんのう こうぞう)を佐藤浩市さん、耕造の隠し子・中条耕一(なかじょう こういち)を目黒蓮さんが演じています。

『ザ・ロイヤルファミリー』で有馬記念が非常に大切なレースとして描かれている影響もあり、今年の有馬記念の売上は713億円超を記録。1999年以来となる21世紀初の700億円超えとなりました。

また、ドラマ最終回で描かれた有馬記念と同じ着順「1-14-2」の馬券が大量に購入されたことも話題になっています。

妻夫木聡さん、松本若菜さんが会場に!ファン大興奮

ドラマの公式X(旧Twitter)アカウントは有馬記念当日のお昼に「本日は有馬記念…皆さん…さぁ、勝負だ!!最高の有馬記念を!!」とメッセージを投稿しました。

また、海上自衛隊東京音楽隊は、出走前の演奏会でドラマの主題歌『ファンファーレ』を披露。会場全体が『ザ・ロイヤルファミリー』一色となりました。

さらに、主演の妻夫木聡さん(栗須栄治役)と作中で彼のパートナーとなる松本若菜さん(野崎加奈子役)も中山競馬場に登場。ドラマで描かれた舞台に実際の出演者が駆けつけたことで、会場は大いに盛り上がったようです。

「感動がよみがえる」「初めて馬券買いました」ドラマ効果で競馬ファン急増

有馬記念の記録的な盛り上がりを受けて、SNSには喜びの声が続々!「感動がよみがえる」「最高!」など、ドラマファンからは出演者の登場や公式アカウントのメッセージに感激する声が多数寄せられました。

また、ドラマをきっかけに競馬に興味を持った人も多く、「初めて馬券買いました」「久しぶりに馬券買いました」「初めてちゃんとレース見ました」といったコメントも多数見られました。

ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』の影響で、記録的な盛り上がりを見せた第70回有馬記念。ドラマと現実が交差した感動的な一日となりましたね!


※記事は執筆時点の情報です