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「12年間ありがとう」ファンに愛された大人気ドラマがついに終幕→ロス確定の声続出

  • 2025.12.19

言葉と心理だけで真実に迫る、そんな異色の刑事ドラマとして長年支持されてきた「緊急取調室」

天海祐希さん演じる真壁有希子を中心に、可視化された特別取調室という密室で繰り広げられる緊迫の駆け引きは、多くの視聴者の記憶に刻まれてきました。

叩き上げの取調官と個性豊かなチーム「キントリ」が向き合ってきたのは、凶悪犯だけでなく、人の弱さや矛盾そのもの。そんな本作が、ついにドラマ最終回を迎えました。

放送直後からSNSでは感謝と称賛、そして別れを惜しむ声が相次いでいます。

※下記、ネタバレを含みます

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2023年撮影。「第48回菊田一夫演劇賞」の授賞式に出席した天海祐希(C)SANKEI

キントリが遂に完結へ!公開迫る劇場版に期待の声が続出

最終回の放送を受け、SNSでは「長年寄り添ってくれたドラマに感謝したい」「寂しさはあるけれど、映画という締めくくりを楽しみに待ちたい」といった声が見られました。

劇場版は、超大型台風が相次ぐ非常事態の日本を舞台に展開。内閣総理大臣・長内洋次郎の“空白の10分”を巡る襲撃事件をきっかけに、真壁有希子率いるキントリが再び難事件に挑みます。

犯人は動機を語らず、総理本人との面会を要求。さらに長内総理に新たな疑惑が浮上し、真壁は自ら事情聴取に踏み込むことになります。

また、シリーズを通して人気を集めてきたのが、天海さん演じる真壁と田中哲司さん演じる管理官・梶山勝利の関係性です。真壁と梶山の掛け合いは、物語の軸の一つでした。

ドラマ最終回では、警察学校で起きた発砲事件を巡る取調べの中で、梶山が進退を懸ける覚悟を見せ、真壁に「一緒に生きていかないか」と思いを告げる展開も描かれています。

この2人の熟成された距離感については、「はっきりしない関係がもどかしいけれど、それもキントリらしい」「梶山らしい不器用なプロポーズに、負け犬を引き受ける覚悟をしておくという真壁らしい返しが最高だった」と、ファンならではの愛あるコメントも寄せられていました。

そして物語は、12月26日公開の劇場版「緊急取調室 THE FINAL」へと続きます。

連続ドラマとしては幕を下ろすものの、最後は映画で完結するという形に、「必ず劇場で見届けたい」「チーム・キントリの最後を目に焼き付けたい」と期待を寄せる声が多くありました。

12年続いたキントリに感謝とロス

最終回放送後の反響からは、「緊急取調室」が単なる刑事ドラマではなく、長年にわたり視聴者の生活の一部として存在していたことが伝わってきます。

チームの空気感や、真壁と梶山の関係性を改めて噛みしめながら、「また最初から見返したくなった」「録画を見るのが今から楽しみ」といった声も上がっていました。

12年間積み重ねてきた物語の集大成が、劇場版で描かれます。ロスを感じつつも、その最後の取調べを見届けたい、そんな思いが多くのファンに共通しているようです。


※記事は執筆時点の情報です