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スウェーデン最終日を楽しんでいた結果…  6時間後に待ち受けていた“想定外の悲劇”に「絶対パニックになる」

  • 2025.12.19

17歳で初めてニュージーランドへの留学を経験し、その後もアメリカ・カリフォルニア、イギリス・ロンドンと、延べ約7年間を英語圏の海外で暮らした華音さん。現在は、世界を旅したり、突撃インタビューをしたりするなど、「英語力」をテーマにした独自の視点で動画を発信しており、注目を集めています。

今回は『華音チャンネル (Kanon)』にアップされている数多くの人気動画の中から『突然のフライトキャンセルで日本に帰れなくなりました。』という動画を紹介します。2024年5月3日に投稿されたこの動画では、ドイツのストライキにより突然フライトがキャンセルされ、日本に帰国できなくなったエピソードが紹介されています。

いったい何が起きていたのでしょうか…?

スウェーデン訪問中のまさかのストライキ…

「みなさんは、ヨーロッパでストライキがすごくあることをご存知ですか?」という気になる問いかけから、今回の動画は始まります。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

そんなストライキに巻き込まれてしまい、日本に帰れなくなってしまった一部始終が紹介されます。

ことの始まりは、先日スウェーデンを訪れたことでした。現地で知り合った日本人女性に誘われ、彼女の家にホームステイさせてもらうことになります。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

この時点では、まさかストライキが起きるとは思っていませんでした。しかし、「人生最大のピンチまで残り6時間」とカウントされている朝8時の出来事です。何が待ち受けているかも知らないまま、おしゃれな朝ごはんをいただいていました。

配信者さんにとっては、今回が初めてのホームステイ。さまざまなお話を聞かせてもらい、貴重な時間を過ごします。

お世話になった日本人女性のさきこさんは、元々スウェーデンで飲食関係の仕事をしていましたが、現在はなんと電車の運転手として働いているそうです。どのようにして運転手になったのか、自分で勉強しながら道を切りひらいてきたエピソードを聞き、配信者さんは「かっこええ!」と惚れ惚れしながら話に聞き入っています。

数時間後のピンチを知らず楽しんだ貴重な時間

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出典:華音チャンネル (Kanon)

さきこさんはご友人のフレデリックさんのお出かけの予定があり、配信者さんもその輪に混ぜてもらいます。

その時点で、ピンチまで残り4時間半。しかしそんなことはもちろん知る由もなく、「スウェーデン人は普段、休みの日をどう過ごしているのか気になる。だから今回一緒に行けるのが嬉しい」と、ワクワクした気持ちを募らせています。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

午前9時45分、「フランスのどんなパンよりもおいしかった」と感じるほどの絶品パン屋さんへ向かいます。店内はすでに人でいっぱい。フレデリックさんにおすすめを聞きながら、パンを選びました。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

車内でさっそくパンをいただき、「頬っぺた爆発もんや」と大興奮。そのまま道中も、楽しく会話をしながら車を走らせます。

その後、年に1回しか開かれないマーケットへ連れていってもらいます。到着したのは11時。ピンチまで残された時間は、あと3時間となっていました。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

このお店では、ご友人のクリストファーさんが作ったお肉が販売されています。ソーセージやサラミ、手作りの燻製肉などが並び、見ているだけでも食欲をそそられます。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

さらにプレゼントとして、配信者さんもお肉をいただくことに。おいしい食べ方のポイントなども教えてもらい、「ありがとう!」と大喜びする様子が映されています。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

11時半、ランチタイム。先ほどのお肉屋さん、クリストファーさんが作ったおいしいソーセージがパンに挟まれています。素材そのものの旨味を感じられるよう工夫された、クリストファーさんのこだわりが詰まった一品だそうです。

また、配信者さんが驚いたのが、スウェーデンの水のおいしさ。水道水でありながらとてもおいしく、「水道水レベチ」と感動する様子も描かれます。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

ランチの後、「少しでもクリストファーさんに恩返しがしたい」という思いから、「彼が作ったソーセージをもう一本食べよう」と思いつき、ソーセージを購入してその場で味わいます。「こんなにジューシーなソーセージは食べたことがない」「本当においしい」と、幸せな気分に包まれます。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

クリストファーさんにも改めて感謝の気持ちを伝え、「また会えますように」と願いを込めて、その場を後にします。

ついに驚きの通知が…

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出典:華音チャンネル (Kanon)

お腹も心も満たされ、ストックホルムへ戻ることに。その頃、時刻は13時半頃でした。少し買い物をしようと街に繰り出し、あちこち歩き回っているうちに疲れてしまいます。

ショッピングモール内の椅子に腰を下ろし、ひと休みしていると、スマホに一件の通知が届きます。そこに表示されていたのは「あなたのフライトがキャンセルされました」という、信じがたいメッセージでした。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

乗ろうとしていたのはルフトハンザ航空。ストックホルムから日本への直行便がないため、ストックホルムから別の国を経由し、羽田まで帰国する便をわざわざ予約していました。しかし、その乗り継ぎを含む2便ともがキャンセルされてしまったのです。

突然の通知に、「このショッピングモールに椅子があって本当によかった」と思わず座り込んでしまうほど、頭が真っ白になります。完全に思考停止の状態でした。

日本ではストライキをあまり耳にしませんが、特にヨーロッパには労働者を守るという価値観や文化が根付いており、普段から土日はお店が閉まってしまうことも珍しくないそうです。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

しかし、いざ実際に自分が巻き込まれてみると、「ひえー…」という気持ちになり、事の深刻さを痛感します。しかも、航空会社のウェブサイトにはアクセスすらできず、状況は大混乱。

配信者さんも、明日のフライトにするか、それとも明後日にするかと、どうするべきか10分ほど悩んでいるうちに、そのフライトさえも、気づけばなくなってしまうという事態に陥ってしまいます。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

今、残されている選択肢は、今日の5時間後に出発するフライトか、4日後のフライトの二択。日本に帰国した後の予定や仕事もすでに入っていたため、4日後という選択肢は取れませんでした。

その結果、配信者さんは、その日のうちに帰国する便を選ばざるを得なかったのです。

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出典:華音チャンネル (Kanon)

突然の予期せぬ出来事に巻き込まれ、急きょドイツ経由での帰国予定がポーランド経由に変更となりましたが、最終的にはなんとか無事に日本へ帰国することができました。

今回の経験から学んだのは、X(旧Twitter)などのSNSを活用すれば、ストライキ情報をリアルタイムで把握できるということ。今後ヨーロッパを訪れる際には、事前にストライキ情報もしっかり調べてから出発しようと思った、ということで動画は締めくくられています。

絶賛の声と、無事帰国にホッとする結末

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

海外でこんなことに巻き込まれたら絶対パニックになる。冷静に対処できるかのんちゃんすごい
語学力があるのでレベチ
無事帰国お疲れ様でした!
バイタリティのあるサキコさん家のホームステイも華音さんの人柄ですよね。相変わらず意訳が面白いわ。労働者の権利がしっかりしている欧米ですね。
フランスもストが多いですね。
私も以前にストで飛行機が飛ばなくなるので、予定を早めて帰国したことがあります。
無事に帰ってこれてよかった

まさかの事態に戸惑いながらも、状況を冷静に判断し、的確に行動して無事に帰国した配信者さん。その対応力や語学力、そして行動力に、多くの賞賛の声が集まりました。

文化の違いから、日本ではなかなか起こらない出来事ではありますが、ヨーロッパならではの貴重な経験とも言える一方、実際に自分の身に起きれば誰でも焦ってしまう、そんなリアルさも、多くの視聴者の心に残ったようです。

動画:突然のフライトキャンセルで日本に帰れなくなりました。
協力:華音チャンネル (Kanon)

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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