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ポーラ美術館初、箱根をテーマにした大型展『SPRING わきあがる鼓動』開催

  • 2025.11.27
アンゼルム・キーファー《ライン川》2023年、個人蔵 Photo by Nina Slavcheva ©Anselm Kiefer
アンゼルム・キーファー《ライン川》2023年、個人蔵 Photo by Nina Slavcheva ©Anselm Kiefer

『SPRING わきあがる鼓動』では、古くから旅人を魅了し、アーティストの創造力を喚起してきた箱根の魅力に迫る。展示では、大巻伸嗣による箱根の自然と共鳴するスケールの大きなインスタレーションや、世界的に活躍する現代美術家・杉本博司、陶芸家・小川待子の新作が登場。大地の深層や自然の営み、そこに息づく生命をテーマにした作品が並び、絵画、彫刻、工芸、インスタレーションなど約120点を通して多様な表現を紹介する。

さらに、ポーラ美術館の西洋近代絵画コレクションからは、ルソーの油彩4点を含む名品を展示。光と色彩の揺らぎに挑んだモネ、ゴッホ、ゴーガンや、色彩の科学的探究を進めたスーラ、シニャックなど、表現の飛躍をもたらした画家たちの作品が並び、未知の土地への旅や内なる旅が生み出した多彩な絵画世界を味わうことができる。

主な出品作家は、歌川広重、三代歌川豊国、名和晃平、大巻伸嗣、丸山直文、イケムラレイコ、ポール・ゴーガン、アンリ・ルソー、ツェ・スーメイ、パット・ステア、アンゼルム・キーファほか、五姓田義松、青木美歌、小川待子、杉本博司チャールズ・ワーグマン、クロード・モネ、フィンセント・ファン・ゴッホなど豪華な顔ぶれが並ぶ。

イケムラレイコ《始原I》2014-2017年、ポーラ美術館 ©Leiko Ikemura
イケムラレイコ《始原I》2014-2017年、ポーラ美術館 ©Leiko Ikemura
アンリ・ルソー《エデンの園のエヴァ》1906-1910年頃、ポーラ美術館
アンリ・ルソー《エデンの園のエヴァ》1906-1910年頃、ポーラ美術館
大巻伸嗣《Liminal Air Space-Time》 2015年、展示風景:「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」森美術館 ©️Shinji Ohmaki Studio
大巻伸嗣《Liminal Air Space-Time》 2015年、展示風景:「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」森美術館 ©️Shinji Ohmaki Studio

「SPRING わきあがる鼓動」

会期/2025年12月13日(土)~2026年5月31日(日)会期中無休

会場/ポーラ美術館 展示室 1、2、3

特設サイト/https://www.polamuseum.or.jp/sp/spring_rising/

Text: Ai Yano

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