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【ベトナム航空ビジネスクラス搭乗記】機内食のフォーは必食!フルフラットで快適すぎる空の旅

  • 2025.11.23

東京・成田空港発のベトナム航空ハノイ行きは、朝9時30分に出発し現地時間13時40分に到着するので、1日目からフルに観光を楽しめるのが魅力的。ビジネスクラスを利用すればより快適に過ごせるので、フライトの疲れを残すことなく現地観光へ繰り出すことができます。フルフラットになる座席や、機内食、アメニティやサービスまで、実際に利用して快適だったポイントをまとめました。今後の旅の参考にしてくださいね。

プライベート感も確保!フルフラットになる座席

ベトナム航空ビジネスクラスの座席は、窓側から1-2-1席の配列となっており、すべての座席からすぐ通路に出られる設計。着席するとほどよくプライベート感が確保され、ほかの乗客の視線を感じづらいので、自分の世界に入ってリラックスできます。

ハノイ発成田行きの場合、深夜に現地を出発して午前7時ごろ到着するので、到着する前に軽くメイクするなど身支度を整えたいときも、このプライベート感ある座席が助かるなあと実感しました。

座席調整ボタンとモニターのリモコン

離陸・着陸のときは、ボタンひとつで元の座席に戻せるのも便利です。

座席に備えられたブランケットは、(写真はつま先が出てますが)肩から掛けても足のつま先まですっぽり覆うことができて冷え知らず。機内では、下半身も冷えるけれど、上半身が寒いということが結構あります。おかげでフライト中は上着を羽織る必要もありませんでした。

サムソナイトとコラボしたアメニティも用意されており、アイマスク、ソックス、耳栓、ヘアブラシ、歯ブラシ、ボディローション、リップバターが入っていました。機内は乾燥しているので、ボディローションやリップバターが入っているのがうれしいです。

スリッパはふかふか

座席モニターも大きく見やすい。成田発の往路便では映画2本を見ることができました!

機内エンターテイメントはノイズキャンセリング機能がついたヘッドホンで楽しめます

コンセントも差しやすい位置にあります。機内でもアナウンスがありますが、安全上の理由からモバイルバッテリーの充電はできないため注意しましょう。

気になる機内食は?

機内で楽しみなのが機内食。ビジネスクラスでは先にメニューが配られ、和食と洋食、ドリンクの希望をCAさんが聞きに来てくれます。

ハノイ発成田行きの便では、洋食を選ぶとフォー・ボー(牛肉のフォー)が楽しめます。実はこれがとても楽しみだった筆者……眠いけどこれだけは食べたい! フォーを楽しみたいがために、出発前のラウンジでの食事も控えたのですから。

やさしいお味に温かいスープが五臓六腑に染みわたります。フォーって何度食べても飽きないなあと感じるのは筆者だけでしょうか? 機内食は数に限りがあるため、どうしてもフォーが食べたいなら早めにCAさんへオーダーするのがよさそうです(フォーがないと言われていた乗客もいました)。

成田発ハノイ行きの便でも洋食を選びました。アミューズのあと、続々とお料理がサーブされます。

チキン香草ロール、スモークツナのアンショワード、サラダ

マッシュルームスープ

機内で温かいスープが飲めるのって、なんだかとてもうれしい。

真鯛のスパイス焼き アメリケーヌソース

メイン料理はお肉とお魚から選べます。

パンやチーズ、季節のフルーツ、デザートのケーキは、好きなものを選びお皿に置いてもらうスタイル。メイン料理まででいい感じにお腹が満たされたので、食べる量を調節できたのはありがたかったです。

ドリンクはベトナムらしいものを飲みたかったので、ロータスグリーンティーとベトナムコーヒー(アイス)をお願いしました。ベトナムに行くとさまざまな場所に売っている「ロータスティー(蓮茶)」。蓮はベトナムの国花で、ベトナム航空のロゴにも蓮が描かれています。

「よくかき混ぜて飲んで!」と渡されたベトナムコーヒー

濃いコーヒーにコンデンスミルクを入れたベトナムコーヒーは甘い、とよく言われますが、そこまで甘すぎることもなく飲みやすかったです。ただ、機内で少し寝ようと思っていたのに一睡もできなかったのは、この濃ゆいベトナムコーヒーを飲んだからなのかも! と後で気づきました。

とはいえ、現地のものをいただくと、旅情もますます高まるもの。早く到着しないかなあという気持ちと、この快適な空間をもう少し満喫したい! という両方の感情のせめぎ合いです。

ファストトラックが快適すぎる

ベトナム航空のビジネスクラスを利用して最高だったことの一つに、出入国のときのファストトラックが挙げられます。過去に成田空港から同じ時間帯の飛行機を利用したとき、出国手続きに進むまで1時間近くかかったことがあったので、行列知らずでスムーズに出国手続きに進めるのが本当にありがたい! としみじみ感じました。

ファストトラックのサービスは、ビジネスクラス利用であれば、ベトナム入国・出国の際にも利用できるので非常に快適です。ここで並ぶか並ばないかで、時間のロスや疲労感が格段に違います。

搭乗前にはラウンジ利用もできる

© Vietnam Airlines

ビジネスクラスを利用するともちろんラウンジも使えます。ハノイ・ノイバイ空港には、ベトナム航空の「ロータスラウンジ」があり、軽食やドリンクを用意。ハノイ-成田便と同時間帯にほかの便を利用する乗客が多いため、筆者が利用した際もかなり混雑していました。

まずは座る席を確保することが大事です! ラウンジ内にはシャワー設備もありますが、状況によっては混んでいて利用できない可能性があるためご注意を。

観光をフルに楽しめるスケジュールと快適なサービス

ベトナム航空 成田‐ハノイ線のフライト時間は約5時間30分で、毎日運航されています。日本とベトナムの時差は2時間で、ベトナムのほうが遅いです。成田空港国際線第1ターミナル北ウイングから出発し、ハノイ・ノイバイ空港には第2ターミナルに到着します。

ハノイ到着時には降機してからバスで移動したので、機体を間近で見ることができました

ビジネスクラスの機内ではかなり快適に過ごし、もうちょっとゆっくりしたいかも……と感じるくらいあっという間のフライトとなりました。日本を朝に出発し、帰りは深夜に現地を出発するので、時間をフルに使って観光できるのもいいところ。

ビジネスクラスであれば、機内でゆっくりとくつろいで体力も回復させられるので、筆者のような体力があまりないタイプの人や、到着してからアクティブに観光したい人にはぴったりです。

取材協力:ベトナム航空


© Chika

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