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「浮気の慰謝料と財産分与に応じるなら離婚に協力する」娘から告げられた条件に思わずたじろぐ。父の浮気|ママ広場マンガ

  • 2025.11.20

20年連れ添った夫ケイさんから、浮気相手の妊娠を理由に離婚を切り出されたリナさん。子どもたちのことを心配するリナさんでしたが、娘のジュリちゃんは既にケイさんの浮気を知っていて、離婚すると伝えた時もそこまで動揺した様子はありませんでした。すると、ジュリちゃんが突然ケイさんについていくと言い出します。エリカさんとの新生活が台無しになるのでは・・・と心配するケイさんでしたが、嫌な予感は的中。強引に自分の部屋を作らせたり、エリカさんを母親の代わりにしてご飯の準備や塾の迎えを頼んだりとやりたい放題。エリカさんは迷惑そうなそぶりを見せるも、ジュリちゃんから父親を奪った手前強く言い出せず、渋々言うことを聞くしかありませんでした。ジュリちゃんに振り回され続ける毎日に限界を感じ始めたエリカさん。「このままだと色々不安になる」と言われて危機感を覚えたケイさんは、ジュリちゃんに「もう少しエリカのことを考えて欲しい」と頼み込みます。「私がここにいると邪魔?」とためらいもなく問いかけるジュリちゃんに、何も言えず黙り込むケイさん。するとジュリちゃんは悲しそうな表情をして「私がいないほうがパパにとって幸せなら、辛いけど出て行くよ」と言いました。そして次の瞬間、彼女は机の上に1枚の書類を置いたのです。

計算づくの娘「今後の生活を保障してくれるなら離婚を認める」

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エリカさんから「このままだと色々不安になる」と告げられ危機感を覚えたケイさんは、ジュリちゃんに「もう少しエリカのことを考えてほしい」と頼み込みました。ジュリちゃんが「私がここにいると邪魔?」と悲しそうに問いかけるも、ケイさんは何も答えず黙り込んでしまいます。その反応を見たジュリちゃんはケイさんの胸の内を察したのか、「私がいないほうが幸せなら出て行くよ」とつぶやき、机の上に1枚の書類を置きました。

「私とカンタの学費、塾代、習い事、大学までの費用と生活費はパパが出す、それから今ママが住んでいる家はママに名義変更」ジュリちゃんは淡々と書類の内容を読み上げます。急に提示された書類に、ケイさんはただ戸惑うしかありませんでした。

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「浮気の慰謝料と財産分与のことが書かれているんだけど、これを公正証書にしてくれるなら」ジュリちゃんは真剣な表情で言います。ジュリちゃんが差し出した書類には、離婚を認めるための条件が記されていました。ケイさんとエリカさんの関係を受け入れてこの家を出て行く代わりに、この条件をのんで欲しいとジュリちゃんは言います。「そうだけど・・・これだと」書類を見たケイさんは、困ったように声を漏らしました。

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提示された金額に思わずうろたえるケイさんを前に、ジュリちゃんは落ち着いた声で言いました。「条件的に厳しい?でも基本的には私とカンタが今までと変わらない生活、ママの生活費のことは考えなくてもいいんだよ?パパ的にも今までの生活は変わらないと思う」

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「パパにはママと離婚しないで、私ずっとここに住みたいんだよ・・・でもそれだとエリカさん、嫌なんでしょ?パパも2人の生活を望んでるんだよね?」ジュリちゃんは声を震わせ、涙目で訴えました。

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そしてジュリちゃんは、ケイさんの目をまっすぐ見つめると「だからこの条件をのんでくれるなら、私我慢するし、ママとの離婚も協力するよ」と言いました。ケイさんは感情的に話す娘の姿を見て、自分は子どもの心を深く傷つけてしまったんだと反省します。

ジュリちゃんが差し出したのは、浮気の慰謝料や財産分与について細かく記された書類でした。ケイさんとエリカさんの関係を受け入れて家を出る代わりにこの条件をのんでほしい、とジュリちゃんは言います。提示された金額にケイさんは思わずうろたえますが、「本当は離婚してほしくないけど、パパがそれを望んでいるなら・・・」と涙目で訴えるジュリちゃんを前に、断ることなどできません。ケイさんは、小さく震える声で「わ、わかった・・・」と言い、離婚の条件を飲むことを決めたのでした。
家族を裏切って他の女性のもとに行くのだから、それ相応の対価は払ってほしいですよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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