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NHK速報「今入ったニュースです」その“内容”にSNSが怒り爆発!「緊急性ない」「受信料払わんぞ」本質が問われる公共放送の存在意義

  • 2025.11.14

NHKの「速報」内容に視聴者が不快感

NHKの「速報」内容に視聴者が不快感
NHKの「速報」内容に視聴者が不快感

国民の受信料で運営されるNHKが、11月12日、韓国のガールズグループ「NewJeans(ニュージーンズ)」の活動再開を「速報」として報じ、SNS上で大きな波紋を広げています。「#NHK解約」がトレンド入りするなど、批判の矛先はニュースの内容以上に、公共放送であるNHKの「存在意義」そのものに向けられました。視聴者が求める「速報」の基準と、NHKが下した「ニュース価値」の判断との間に横たわる深刻な乖離が、国民の怒りを買っています。

K-POPグループの復帰劇を「速報」したNHK

2025年11月12日、NHK総合のニュース番組で、「今入ったニュースです」という緊急性の高い演出と共に、NewJeansの活動再開が報じられました。

この直前、メンバーの復帰情報が錯綜したものの、視聴者の怒りの本質は、情報自体の正確性よりも、 「これは災害や国の安全保障と並ぶほど緊急性があるのか?」というところです。

「エンタメニュースを公共放送が速報で扱うこと」への批判

この一件は、国民にとって「速報の判断基準」という、NHKの根幹に関わる問題が一気に可視化された瞬間でした。NHKは過去にも、カメラの角度を意図的に傾ける「ダッチアングル」の使用などで報道の質が注目されており、今回の判断は、その不信感の蓄積に火をつける形となりました。

視聴者の怒りの元は「受信料」と「公共性」

怒りの根源には、NHKが民放と異なり、国民の「受信料」で成り立つ公共放送であるという事実があります。放送法に基づき、国民生活に不可欠な公平・公正な情報を提供することがNHKの使命と考える視聴者が多いのです。

そのため、多くの国民は「命や財産に関わる緊急情報」が最優先されることを期待しています。しかし、今回の報道は、その期待を裏切るものだったのでしょう。SNSでは、「受信料という事実上の税金を払っているのに、なぜ娯楽を速報するのか」という経済的な不満と、「公共の役割放棄だ」という批判が交錯し、怒りが増幅しました。

SNSに渦巻くリアルな怒りの声

X(旧Twitter)では、「公共性の欠如」と「受信料の無駄遣い」を指摘する声が圧倒的多数を占めました。怒りの矛先はNewJeansではなく、NHKという組織のあり方に向けられています。

「NHK9時のニュースで速報!?日本の放送局ですか?受信料払わんぞ」「自衛隊の領空侵犯対応よりK-POP速報?災害や政治ニュースを後回しにする公共放送の役割放棄だ」「このグループの活動再開は、災害や著名人の訃報と同じレベルで重要なニュースなのか。NHKは視聴者を馬鹿にしている。」

一方、グループの国際的な注目度などを理由に擁護する少数意見もありましたが、「公共性」という大義名分の前では、その声はかき消されてしまいました。

問われる公共放送の「ニュース価値」

今回の炎上は、NHKが「話題性」を重視するあまり、公共放送として最も優先すべき「緊急性・公共性」という軸を見失ったことが根本的な原因といえます。公共放送だからこそ、報じるニュースには責任と厳格な基準が求められます。この一件は、視聴者の間で「NHKは誰のために、何を、どのような基準で報じるのか」という、その存在意義を改めて問う大きな論争の火種となっています。

(LASISA編集部)

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