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ランウェイ発!2026年春夏トレンドカラー5選──グレーの脱・無難コーデから差し色ピンク、大胆なカラーブロック復権まで

  • 2025.11.6

グルーヴィーな“カラーブロッキング”が復活!

ロエベ 2026年春夏コレクション
ロエベ 2026年春夏コレクション

2026年春夏シーズンの最旬カラーを語る前にまず触れておきたいのが、シンプルに色のパワーを享受できる解放的なムードが復活したことだ。ここ数シーズン、不動の人気を誇るバターイエローやアイスブルー、ダスティピンクなどのパステル系がトレンド継続中ではあるが、今季はグルーヴィーな配色を主役とした“カラーブロッキング”が最も新鮮に映る。カラーの組み合わせは、その日の気分に合わせて自由に愉しむのがベスト。ここでは、特に押さえておくべき5つのパターンを解説する。

プラダ 2026年春夏コレクション
プラダ 2026年春夏コレクション
イッセイ ミヤケ 2026年春夏コレクション
イッセイ ミヤケ 2026年春夏コレクション

1.絶対にハズさない、グレー×明色のコンビ

Daniele Oberrauch / Gorunway.com
No.21 2026年春夏コレクション
photo: Daniele Oberrauch / Gorunway.comNo.21 2026年春夏コレクション

2026年春夏シーズン、グレーは退屈の対極へとシフト。これまでの最も無難な色、オフィスのドレスコードという認識は捨て去ろう。おすすめのスタイルは、バブルガムピンクやオレンジなどポップなブライトカラーとのコンビネーション。クローゼットに入っているグレーのパンツやニットを華やかに楽しんで。

2.“高貴”なパープルはあえてニュートラルに楽しむ

プラダ 2026年春夏コレクション
photo: Daniele Oberrauch / Gorunway.comプラダ 2026年春夏コレクション
バーバリー2026年春夏コレクション
バーバリー2026年春夏コレクション

実用的なアウターにネイビーやカーキを取り入れる代わりに、エッグプラント(ナス)を連想させるパープルを主役に置き換えてみるのもアリ。パープルは、高貴でエレガント、そしてドラマティックな雰囲気を持ち合わせており、秋冬の芳醇カラーの代表格だ。しかしながら今季は、あえてカジュアルなコットンシャツやスポーティーなブルゾンで、気軽に着こなすのが正解。意外にも、ピンクやオレンジ、イエローとも好相性。プラダのように巧みな配色を活かした着こなしは玄人感を演出する。

3.トレンド継続のイエローは定番色に格上げ

エックハウス・ラッタ 2026年春夏コレクション
エックハウス・ラッタ 2026年春夏コレクション
MSGM 2026年春夏コレクション
Photo: Umberto Fratini / Gorunway.comMSGM 2026年春夏コレクション

肌馴染みがよく、顔まわりも生き生きと見せてくれて、纏うだけで一気にオシャレ度が上がるイエローは、もはや流行色ではなく定番色に格上げしても良いだろう。軽やかさが醍醐味の春夏スタイルには、シアーなスカートやリラックスできるワイドパンツが重宝する。また、キャメルやグレージュのようなニュートラルな色合いとも相性が◎。

4.ピンクでワンランク上のカラーブロッキングに挑戦

ジル・サンダー2026年春夏コレクション
photo: Alessandro Lucioni / Gorunway.comジル・サンダー2026年春夏コレクション
リー 2026年春夏コレクション
Photo: Isidore Montag / Gorunway.comリー 2026年春夏コレクション

意外に思うかもしれないが、実はピンクは初心者向けのカラー。なぜなら、ほぼどんな色にも合わせやすいからだ。グレーのスーツのインナーをはじめ、イエローのパンツ、ブラックのあらゆるアイテムにも最適。今季、最もフレッシュにピンクを取り入れたい人はジル・サンダーをお手本にしてみて。グレーのクロップド丈ニットの袖と裾からピンクをさりげなく覗かせたレイヤードは実に新鮮。また、レッド、ブラック&ホワイトのトップスを巧みに重ねたリーの提案も若々しくてユニークだ。

5.グリーンをカラーブロッキングコーデの主役に

ロエベ 2026年春夏コレクション
ロエベ 2026年春夏コレクション
フェンディ 2026年春夏コレクション
フェンディ 2026年春夏コレクション

爽やかさと同時に、品格も漂う鮮やかなグリーンは、ビッグトレンドのカラーブロッキングスタイルに不可欠な存在。モノトーンとの組みわせも難なく決まるが、今季はプレイフルにレッドやショッキングピンクなどの躍動感溢れる配色にトライするのがルール。仕事スタイルに最適なウールのテーラードジャケットや、サテンスカートのようなロマンティックなアイテムを押さえておくのがおすすめだ。

Photos: Gorunway.com Text: Laia Garcia Furtado Adaptation: Mayumi Numao

From US VOGUE

Photos: Gorunway.com

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