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オリヴィエ・ルスタン、バルマンのクリエイティブ・ディレクターを退任

  • 2025.11.6

オリヴィエ・ルスタンが、14年間務めたバルマンBALMAIN)のクリエイティブ・ディレクターを退任したことが発表された。21世紀のファッションの世界において、長きにわたってメゾンを率い、最も脚光を浴びたデザイナーのひとりによる時代が幕を閉じる。

「この14年間、私のホームであり、家族のような存在であるバルマンの素晴らしいチームと共に成し遂げてきたことを深く誇りに思うとともに、心から感謝しています。会長のラシード・モハメド・ラシッド氏、そしてCEOのマッテオ・スカルボッサ氏には、私を信じ、この素晴らしい機会を託してくださったことに感謝の意を表します。新たな章へと向かうこれからも、このかけがえのない時間を胸に刻み続けます」と、ルスタンは声明で述べた。

一方、バルマンCEOのマッテオ・スカルボッサは次のようにコメントを寄せた。「オリヴィエには、バルマンの歴史に重要な1ページを刻んでくれたことへの深い感謝を伝えたい。彼の情熱と貢献は、ファッション史に消えることのない足跡を残しました」

2011年9月の初バルマンでのショーと、今年10月の最後のショーに登場したルスタン。
2011年9月の初バルマンでのショーと、今年10月の最後のショーに登場したルスタン。

2011年4月、25歳でバルマンの指揮を執ったルスタンは、イヴ・サンローランが21歳でディオール(DIOR)に抜擢されて以来、パリのメゾンを率いた最年少の非創業デザイナーとなった。また、フランスの伝統的なメゾンの全デザインカテゴリーを統括する初の黒人クリエイティブ・ディレクターでもあった。2012年、初めてフルシーズンを手がけた年のバルマンの売上は3,040万ユーロ、利益は310万ユーロ。昨年の売上は約3億ユーロに達したとされる。

14年間で10倍に拡大した業績にもかかわらず、新経営陣はさらなる成長を見据え、新たなクリエイティブの方向性を模索している。次なる指導者として、実績あるデザイナーを起用するのか、それともルスタンがかつてそうであったように、未知なる才能に賭けるのかに注目が集まる。

Text: Luke Leitch Adaptation: Reona Kondo From: VOGUE.BUSINESS

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