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「福島に帰れ!」若手時代に“なまり”で苦労した【名俳優】とは?黒柳徹子が「どなたが言ったの? 教えて」と懇願

  • 2025.12.4
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2024年、「第50回放送文化基金賞」の贈呈式に出席した黒柳徹子(C)SANKEI

黒柳徹子さんが思わず「実名を教えて!」と懇願するほど、興味を持ったある俳優さんのエピソードが話題を集めました。今回注目するのは、その方がが若手時代に何度も「地元に帰れ!」と厳しい言葉を浴びせられたという、意外な過去。しかしその詳細を語ることを頑なに拒んだベテラン俳優は、一体誰だったのでしょうか?

劇団での下積み、役者人生をかけた東京での日々……そして、今も抜けない”訛り”を個性として愛され続ける名バイプレイヤー。一体、その苦労人俳優とは誰なのでしょうか? クイズ形式でご紹介します!

「福島に帰れ!」と叱られた名バイプレイヤーとは?

デビュー当時、標準語に苦労したとある俳優。劇団時代、先輩からは「お前、福島に帰れ!」と何度も厳しい言葉を浴びせられ続けました。その後、持ち前の素朴さと地道な努力で、幅広い作品に出演し、確かな存在感を発揮。現在もバイプレイヤーとして第一線で活躍しています。

一体、その逆境を跳ね返した名バイプレイヤーとは誰なのでしょうか?

ヒント…

  1. ・『踊る大捜査線』をはじめ数々の名作に出演
  2. ・福島県出身で、今もなまりが抜けないユニークな俳優

「どなたが言ったの? 教えて」

答えは……斉藤暁さんです!

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斉藤暁-2009年撮影(C)SANKEI

このエピソードが明かされたのは、2025年11月6日放送、テレビ朝日系『徹子の部屋』での一コマです。番組に23年ぶりの登場となった斉藤暁さん。番組冒頭、趣味のトランペットで自作曲を披露し、さっそくスタジオを和ませました。

トークでは、斉藤さんが東京で俳優を目指し23歳で上京、女優の吉田日出子さんらが旗揚げした劇団「オンシアター自由劇場」に参加した当時の思い出を語りました。

斎藤さんは福島出身で地元の訛りが抜けず、標準語のアクセントに苦労したという斉藤さん。「外国語みたいなもんでしたね、標準語って僕の場合は。イントネーションが違う」と、慣れない言葉に四苦八苦した日々を振り返ります。

その時劇団の先輩から「お前、福島に帰れ!」と何度もきつい言葉を浴びたそうですが、そんな逆境を跳ね除け、いまや名バイプレイヤーとなった斉藤さん。

黒柳さんは興味津々に「どなたが“帰れ!”って言ったの? 教えて」と質問。しかし、斉藤さんは「今活躍してる方だから。言ったら“お前言ったろ”って、僕怒られちゃいますから」と笑いながら、実名の告白を渋りました。

また、斉藤さんはバンド活動や作詞作曲、得意のトランペット演奏を続けていること、離婚や家族とのエピソードも語り、人柄が滲み出るトークに黒柳さんも終始和やかな表情。福島への郷愁を込めて作ったオリジナル曲も披露しされていました。

エピソードを知るとより好きになるかも

「福島に帰れ!」と厳しい言葉を受け止めながらも、地方出身者ならではの温かさと明るさで、多岐にわたる作品で活躍を続ける斉藤暁さん。下積み時代の苦労をユーモアたっぷりに語る姿、その飾らない生き方や家族の絆は、知れば知るほど応援したくなるものですね。本物の個性と温かい人間力で、今後も多くの人に愛され続けることでしょう。