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【年賀状】さらに “激減” か 3年前調査から「大幅ダウン」、 60~70代でも進む 《年賀状離れ》 の実態

  • 2025.11.5

「もらったらうれしい」が7割超も

年賀状のイメージ
年賀状のイメージ

シー・コネクト社が運営するプリンターインクの通販サイト「インク革命.COM」が、「2025年の年賀状に関する意識調査」を実施、その結果を発表しました。SNSやAI時代においても「親しい人にはハガキで伝えたい」という“紙のぬくもり”が根強く支持されている一方、年賀状を送る予定の人は大きく減少している実態が明らかになりました。

調査は2025年10月、30~70代以上のプリンターユーザー400人を対象にウェブ・およびLINEで行われたもの。回答者の約80%を60~70代が占めており、“実利用層”のリアルな声を反映した結果になっています。

2026年元日用の年賀状の送付意向について、送る予定があると回答したのは56.8%。過半数を占めているものの、2022年調査からは21ポイントも減少しており、プリンターユーザーの間でさえ年賀状離れが年々加速している様子がうかがえます。送る意向を示しているのは50代以上に多く見られました。

送る理由の最多は「送ってくれる人がいるから」で、「もらったら返す」という日本的な気づかいが健在です。続いて「習慣だから」「もらうとうれしいから」「文化を大切にしたいから」が挙げられ、新年のあいさつを形にして残すこと価値を感じている人が一定数いることが分かります。一方、「送らない」理由の最多は「周りが送らなくなった」で、以下「面倒」「お金が掛かる」といった手間やコストが続きました。

年賀状の代わりに利用する手段として最も多かったのは「LINE」で、気軽に送れることから“デジタル年賀”の定番ツールとなっています。ただ世代によって傾向が異なり、若い世代ではSNS中心、50代以上では「紙」と「デジタル」を併用する人が多い結果となりました。年賀状文化を大切にしながら利便性を取り入れる“ハイブリッド派”が目立っています。

また、年賀状をもらうことについては「うれしい」が77.3%で圧倒的多数。また、紙の年賀状について「残したい文化だと思う」と考える人が65.3%で過半数を占めました。

(LASISA編集部)

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