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40代の【眉メイクの正解】似合う形とおすすめアイテムを徹底解説!

  • 2025.11.1
教えてくれたのは……
金澤美保さん

長井かおりさんに師事した後に独立し、多くの雑誌やWE記事、映像など幅広いジャンルで活躍する人気ヘア&メイクアップアーティスト。わかりやすいメイク理論とテクニックで、誰でもすぐに実践できるメイクのコツを寄り添いながらやさしく指南。

【目指す眉の形】をまずクリアにすること!

金澤美保さん

大人の眉メイクでまず大切なのが、全体をしっかり描くことです。これは濃度の話ではなく、眉の形を曖昧にしないということ。地眉に合わせてある程度の太さを出し、眉の存在感をしっかり高めましょう。“毛がきちんと生えそろっている”ように見える仕上がりが理想です。そして、大人に似合う眉の形は、眉頭~眉山にかけては平行ぎみ、眉山あたりから眉尻にかけてはなだらかなカーブを意識した“平行アーチ眉”。若いときは細く角度のある眉でもいいのですが、年齢を重ねて目元やフェイスラインなど顔立ちにゆるみが生じてくると、眉だけキリッとし過ぎるのはアンバランス。やや太めの平行アーチ眉なら、“今っぽさ”と“大人のきちんと感”を両立することができます。
眉山の位置は、黒目の外側が目安。眉尻は、長すぎると老けて見える可能性があり、短いとカジュアルな印象になりがち。正面から鏡を見たとき、“こめかみの中間”くらいの位置に眉尻がきているとバランスがよく、横顔もキレイに見せてくれますよ。眉尻の終点を眉頭と同じくらいの高さにする(下げすぎない)のもポイントです。最終的に左右対称な眉を目指すと、顔の完成度はさらに上昇します!


40代の【眉メイクの正解】似合う形とおすすめアイテムを徹底解説!
40代の【眉メイクの正解】似合う形とおすすめアイテムを徹底解説!

横から見るとこんな印象に

大人の眉メイクを詳しく解説!

1.アイブロウペンシルで足りない毛を補って輪郭を整える

40代の【眉メイクの正解】似合う形とおすすめアイテムを徹底解説!

アイブロウペンシルで描く前に、スクリューブラシで全体をとかして毛並みを整える。力が入りすぎないようにするため、ペンシルは中間〜下で持ち、垂直ではなく、斜めにペン先を当てて肌を撫でるように描くのがコツ。眉頭や眉山のアーチの下部分、眉尻など毛が足りないところから描き始め、毛1本1本を描き足すイメージで平行アーチを目指して眉全体の輪郭を整える。

平行アーチに近い方の眉を基準にして、形がイマイチな方から描いていき、片方を少し描いたら反対の眉も少し描く……と、行ったり来たりしながら描いていくと左右対称に仕上がりやすい。

40代の【眉メイクの正解】似合う形とおすすめアイテムを徹底解説!

使ったのはこれ!

RMK アイブロウ スタイラー
RMK アイブロウ スタイラー

Charcoal 01

¥3850(編集部調べ)

金澤美保さん

眉の形を決めるアイブロウペンシルは、仕上がりのクオリティを大きく左右するため、眉メイクの中でいちばん投資したいアイテム。デパコス系のペンシルはメイク持ちもよく、描いたときに濃さがまだらになることなく均一に。ペンシルの色は、毛がある人は地眉の色に近いカラーをセレクト。毛がない人は、眉マスカラを塗り終えた後の仕上がりの眉色に合わせてペンシルの色を選ぶと全体がまとまって見えますよ。


2.アイブロウパウダーで柔らかさをプラス&隙間を埋める

眉全体のトーンを均一に整えて、柔らかさを与えてくれるのがアイブロウパウダー。また、ペンシルで埋めきれなかった隙間もなじませてくれるので、眉の存在感が高まってきちんと感がアップ。色は、地眉よりワントーン明るい色になるようにパウダーを混ぜるなど調整し、眉全体にふんわりとのせる。

40代の【眉メイクの正解】似合う形とおすすめアイテムを徹底解説!

まず眉頭を少しあけた位置から毛流れに沿ってのせていき(写真①)、パウダーがブラシになじんだところで眉頭にもオン(写真②)。眉頭~眉山、眉山から眉尻と2段階に分けてのせてから、全体をサッと筆でなでてなじませる。

使ったのはこれ!

ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクトN
ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクトN

Soft Ash 02

¥6050

3.アイブロウマスカラで色を調整しながらフサフサ眉を演出

眉色をコントロールしてくれるアイブロウマスカラは、あか抜け眉に必須。さらに毛をしっかり立たせることで、のっぺりしがちな大人眉の立体感を際立たせてくれる。マスカラの色は、黒髪なら髪色より少しだけ明るい色、茶髪より明るい髪色なら髪と同じぐらいの色を選ぶのが◎。

40代の【眉メイクの正解】似合う形とおすすめアイテムを徹底解説!

塗るときは、塗る前にブラシを軽くティッシュオフしておき、まず眉尻から眉頭に向かって毛流れに逆らいながら毛の裏側に色をつける(写真①)。その後で、眉頭から眉尻へ毛流れをとかすように塗布し(写真②)、表側にも色をつける。肌にマスカラをつけないよう注意して。

使ったのはこれ!

ヴィセ フラッフデザイン アイブロウカラー
ヴィセ フラッフデザイン アイブロウカラー

アッシュブラウン BR-3

7g / ¥1100(編集部調べ)

完成!

40代の【眉メイクの正解】似合う形とおすすめアイテムを徹底解説!
40代の【眉メイクの正解】似合う形とおすすめアイテムを徹底解説!

意志を感じさせながらもキツくなく、柔らかな大人の理想眉が完成! 眉に存在感があると、ぼんやりしがちな大人の顔立ちにメリハリが生まれ、表情まで生き生きと見せてくれます。苦手意識を持つ人が多い眉メイクだけど、ポイントをおさえれば実は簡単。誰でも似合って美人印象を高めてくれる“平行アーチ眉”、さっそく挑戦してみて!

撮影/市谷明美 ヘアメイク/金澤美保(MAKEUPBOX) モデル/香乃(VOCEアンバサダー) 取材・文/橋場鈴里

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