2025秋冬スキンケア超解説！肌のハリと密接に関わる“線維芽細胞”を深掘り

美容ジャーナリスト

吉田昌佐美さん

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“新知見やコスメの進化が面白すぎる”と40年以上、第一線で活躍。深いコスメ愛がにじむ解説が人気。

美容ライター

楢﨑裕美さん

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研究者や美賢者を直撃するのが大好きな取材ヲタ。得た情報を面白くわかりやすく伝えるべく精進中。

VOCE編集部

日野愛音

スキンケアは肌との文通！の気持ちで、新作を試し肌の反応を楽しむ、ミーハー編集者。

今季注目は“線維芽細胞”！多様なアプローチでエイジングケアに新風！

ハリの低下やたるみを引き起こすエイジングケアのメインターゲットでありながら、漠然としていた真皮の線維芽細胞に関する新知見が次々と明らかに。新たなアプローチはいずれも期待大！

オバジX バイタライズ リフトクリーム

50g ￥11000／ロート製薬

ハリを生み出す張力のケアに加え、血管再生から立体構造の再構築を図るテクノロジーを搭載。

B.A ローション

120ml ￥23100／ポーラ

線維芽細胞が持つ再生力のリミットレス化を図るべく進化。年齢に左右されないハリ肌へ。

コラーゲンの産生、育成、分解、消化のすべてを強化。たるみ毛穴まで目立ちにくく。

【左】リフトモイスト ローション

みずみずしいタイプ ba

〈医薬部外品〉 170ml ￥3410（編集部調べ）／エリクシール

【右】リフトモイスト エマルジョン

みずみずしいタイプ ba

〈医薬部外品〉 130ml ￥3960（編集部調べ）／エリクシール

※1 真皮の深さによって線維芽細胞の個性は異なり、生み出すコラーゲンの種類も違うなど、新知見が続々！

※2 加齢によって失われた線維芽細胞の機能が、血管が再生することで回復し、いろんなタイプのコラーゲンがつくられるのを確認。言うなれば、血管は“細胞のお母さん”。その再生を促す新たな複合成分を開発した。

※3 年齢に左右されない毛根周辺の線維芽細胞のパワフルな再生力に着目。カギを握る因子を見出し、この力を肌全域へ。肌をまるっとつくり変えるような、エイジングケアの次なる攻めの一手。

※4 コラーゲンは、肌の立体構造を維持するものとされてきたけれど、エリクシールが着目したのはコミュニケーション力。実はコラーゲンは、幹細胞や免疫細胞、ヒアルロン酸、エラスチン、そしてみずからを生み出す線維芽細胞と連携し、健やかなハリ肌を保つために活動。そのコラーゲンの“育成”まで担う新成分を開発。

イラスト／吉田はるゆき 取材・文／楢﨑裕美