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「神じゃん…」「何年も待ってた」公開から約8年 “待望の配信開始”に大熱狂…「最高峰でしょ」称賛殺到の至高映画

  • 2025.11.19

どれだけ時が経っても、ふと“また観たい”と思わせてくれる作品があります。流行に左右されず、多くの人に長く愛され続ける名作には、心をつかむ特別な力があるもの。そんな圧倒的な支持を集める作品たちを取り上げていきます。

本記事では第1弾として、2017年公開の映画『無限の住人』(ワーナー・ブラザース映画)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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映画の完成披露舞台あいさつに登壇した杉咲花(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『無限の住人』(ワーナー・ブラザース映画)
  • 公開日:2017年4月29日
  • 出演:木村拓哉(万次役)杉咲花(浅野凜役)

江戸の世に生きる剣士・万次(木村拓哉)は、妹を守れなかった罪の意識と、不老不死の肉体を抱えて孤独に生きていました。ある日、両親を剣客集団「逸刀流」に殺された少女・凜(杉咲花)が現れ、仇討ちのために万次に用心棒を依頼します。妹の面影を凜に重ねた万次は、彼女の願いを受け入れ、共に戦うことを決意。二人は逸刀流の剣士たちと壮絶な死闘を繰り広げながら、復讐の果てにある真実と向き合っていきます。

血にまみれた戦いの中で、万次は「守るために斬る」という新たな意味を見出し、凜は憎しみを超えた希望を探し始めます。死ねぬ男と命を懸ける少女が紡ぐ、魂の物語がここに始まります。

血に染まる絆と希望――映画『無限の住人』の世界へようこそ

映画『無限の住人』のみどころは、壮絶な剣戟と人間ドラマの融合にありますが、特に印象的なのが杉咲花さんの好演です。両親を殺され復讐に燃える少女・凜という難役を、繊細さと芯の強さを併せ持つ演技で見事に体現。怒りや悲しみ、そして万次との絆が深まっていく過程を、目の動きや声の揺らぎで丁寧に表現しています。木村拓哉さん演じる万次との掛け合いも、互いの孤独と希望が交差する名場面の連続です。

また、本作は2017年4月の劇場公開から約8年後の2025年5月にAmazon Prime Videoで配信がスタートしました。劇場公開から時間を経ての配信は、作品の余韻を再び味わいたいファンや、見逃した視聴者にとって嬉しい再会の機会となり、「神じゃん…」「何年も待ってた」「最高峰でしょ」という喜びの声も見られました。配信によって、国内外の幅広い層にこの濃密な時代劇が届いたことも、本作の魅力の一つです。

妹を失った男と家族を奪われた少女が紡ぐ、命の物語

木村拓哉さん演じる不死身の剣士・万次と、杉咲花さんが熱演する復讐に燃える少女・凜の壮絶な旅路は、時代劇の枠を超えた魂の物語。特に杉咲花さんの演技は、怒りと哀しみ、そして希望を繊細に表現し、観る者の心を揺さぶります。

時を経ても色あせない壮絶な剣戟と深い人間ドラマ。映画『無限の住人』は、命を懸けて守る絆と希望の物語を描き、観る者の心に強く残ります。ぜひその世界に触れ、万次と凛の魂の旅路を体感してみてください。


※記事は執筆時点の情報です