1. トップ
  2. 「なんで誰も教えてくれなかったの?」「NHKでしか成立しない」“あまりの完成度”に視聴者感激…“NHKの本気”を感じる至高ドラマ

「なんで誰も教えてくれなかったの?」「NHKでしか成立しない」“あまりの完成度”に視聴者感激…“NHKの本気”を感じる至高ドラマ

  • 2025.11.19

数学の天才が孤独に抱える苦悩と、友情の輝きを描く物語。視聴者の心を揺さぶる繊細な演技と、NHKだからこそ実現した本格的なドラマ制作が話題を呼びました。今回は、そんな“至高のNHKドラマ”をご紹介します。

本記事では、第1弾として2025年放送のドラマ『永遠についての証明』(NHK BS)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

undefined
始球式前に笑顔を見せる関水渚(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『永遠についての証明』(NHK BS8K / NHK BSP4K / NHK BS)
  • 放送期間:2025年3月22日(NHK BS8K)、2025年10月5日・12日(NHK BSP4K / NHK BS)

天才的な数学の才能を誇る三ツ矢暸司(杉野遥亮)は、協明大学数学科に特別推薦生として入学します。そこで同じく優秀な熊沢勇一(竜星涼)斎藤佐那(関水渚)と出会い、数学という共通の情熱を胸に、難解な証明に挑戦しながら友情を築いていきます。

次第に3人はそれぞれの道を歩み始める中、暸司は数学界の未解決難問「コラッツ予想」に挑みます。孤独の中で数学だけを拠り所とする暸司の姿と、彼を愛した人々の青春が鮮烈に描かれる感動の物語です。

「NHKでしか成立しない」と称される理由

本作は視聴者から「NHKでしか作れないドラマ」として高く評価されています。SNSでは「なんで誰も教えてくれなかったの?」という声や、「NHKでしか成立しない」といったコメントが寄せられました。

本作の脚本を手がけたのは山岡潤平さんで、演出は塚本連平さんが担当しています。数学という専門的なテーマを扱いながら、人間ドラマとして深く掘り下げる姿勢は、商業的な制約にとらわれないNHKならではの作品づくりです。派手な演出に頼らず、じっくりと登場人物の内面を描く演出、そして数学の美しさと孤独を丁寧に表現する脚本は、まさに公共放送だからこそ実現できた作品と言えるでしょう。

また、本作は第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞した岩井圭也さんのデビュー作を原作としており、原作の持つ文学性を損なうことなく映像化されています。天才の苦悩、友情と嫉妬、そして数学への純粋な情熱といった複雑なテーマを、BS8K特集ドラマとして89分1回放送。さらに10月に前・後編(各45分)として2週連続放送という構成で丁寧に描き切りました。

関水渚さんが魅せる佐那の輝き

本作で斎藤佐那役を演じた関水渚さんの演技も、視聴者から高い評価を受けています。佐那は秀才でありながら、サバサバした性格でマイペースという魅力的なキャラクターです。

SNS上では「関水渚さんの演技が素晴らしい」「佐那の明るさが作品に光を与えている」といった称賛の声が多数見られました。

数学という難解なテーマの中で、佐那の存在は暸司や熊沢にとって癒しであり、希望の光でもありました。関水渚さんは派手な演技ではなく、控えめながらも確かな存在感で佐那を演じ、3人の関係性に温かみを加えました。杉野遥亮さん、竜星涼さんとの息の合った演技も見どころの一つで、3人のキャスティングは視聴者から「抜群」と絶賛されています。

ぜひ一度ご覧ください!

ドラマ『永遠についての証明』は、数学の天才が抱える孤独と苦悩、そして友情の美しさを描いた珠玉の作品です。杉野遥亮さんの繊細な演技、竜星涼さんの秀才を演じる確かな表現力、そして関水渚さんの明るく前向きな佐那の存在が、作品全体に深みと温かさを与えています。NHKならではの制作姿勢と、原作の文学性を大切にした脚本・演出が融合し、視聴者の心に深く刻まれる作品となりました。

数学という専門的なテーマでありながら、人間ドラマとしても普遍的な感動を届けてくれる本作は、まさに“至高のNHKドラマ”と呼ぶにふさわしい一作です。


※記事は執筆時点の情報です