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「途中で映画館を出た…」「ショック」原作ファンから“苦言”あがるも…だけど「流石だわ」人気俳優の“抜群の演技”光る名映画

  • 2025.11.18

誰もが内に秘めている矛盾や嫉妬、どうしようもない弱さといった“人間のリアル”。そうした綺麗事だけではない人間の本質や、ままならない日常を生きる姿を描いた邦画は、心に深く刺さることもしばしばあります。今回は、そんな“人間のリアルを描いた邦画”5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2022年公開の映画『嘘喰い』(ワーナー・ブラザース映画)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“人間のリアルを描いた邦画”映画『嘘喰い』

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「アサヒスーパードライ ドライクリスタル」の新CM発表会に登場した横浜流星(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『嘘喰い』(ワーナー・ブラザース映画)
  • 公開日:2022年2月11日

あらすじ

迫稔雄さんの同名漫画を原作に、 中田秀夫さん監督、 江良至さん、大石哲也さんの脚本で実写映画化。

絶大な支配力を誇る闇ギャンブル倶楽部「賭郎」。かつて「嘘喰い」と呼ばれる天才ギャンブラー・斑目貘(横浜流星)は、一世一代の大勝負に敗れ、「賭郎」の会員権をはく奪されてしまいました。そんな貘は、新たな会員である佐田国一輝(三浦翔平)が倶楽部を荒らしていると聞いたため、再び倶楽部に姿を現します。

貘は、闇金から自分に救われた負け組の青年・梶隆臣(佐野勇斗)や、闇カジノのオーナーでヤクザ組長の鞍馬蘭子(白石麻衣)と協力関係を結びます。そして、欲望にまみれた超一流のイカサマ師たちを相手に、敗者には残酷な死が待ち受ける危険なデスゲームに挑むのでした―。

映画『嘘喰い』の見どころ ※ネタバレあり

迫稔雄さんによる人気漫画を実写化した映画『嘘喰い』は、その大胆な脚色を巡って賛否両論を巻き起こしました。原作の緻密なギャンブルや過激な描写を2時間の映画に再構成するにあたり、設定やストーリーに大幅な変更が加えられました。そのため、SNSでは「漫画とは別物としておもしろかった」と、映画独自の展開を受け入れる声があった一方で、一部の原作ファンからは「途中で映画館を出た…」「改変しすぎ」「ショック」といった声もあったようです。

しかし、そうした原作改変への厳しい声はありつつも、横浜流星さんが演じる天才ギャンブラー・斑目貘のカリスマ性や、派手なVFXを駆使したギャンブルシーンは、エンターテイメントとして見応え抜群でした。そのため、SNSでは「引き込まれた」「十分楽しめた」という好意的なコメントも多く寄せられています。また、賛否両論の盛り上がりも含めて「嘘喰い2まだ?」と、その後の展開や続編を期待する声も見られました。

「銀髪が美しい」横浜流星の圧倒的なビジュアルにファン絶賛

天才ギャンブラー・斑目貘が、日本の裏社会を支配する会員制賭博倶楽部「賭郎」に挑む姿を描いた映画『嘘喰い』。人気コミックの実写化として注目を集めた本作は、その豪華なキャスティングとキャラクターのビジュアル再現度について、SNSで「キャスティングの見た目が高得点」「キャスティングがいい」といった声が寄せられ、原作の世界観を表現しようとする試みが高く評価されました。

特に、主人公・斑目貘を演じた横浜流星さんの存在感は際立っていました。トレードマークである銀髪姿で、常に飄々としながらも内に狂気を秘めた天才ギャンブラーを演じきった横浜さんに対し、SNSでは「ファンとしては萌え」「銀髪が美しかった」「ハマり役」「素晴らしい」「流石だわ」といった称賛の声が相次ぎました。横浜さんの高い演技力と豊かな表現力、そして漫画から飛び出してきたような圧巻なビジュアルが、作品の魅力を大きくしています。

映画『嘘喰い』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“究極の騙し合いデス・ゲーム”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です