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「開始1分でもう面白い」「名作中の名作」放送から5年“称賛相次ぐ”至高ドラマ…「最後まで観て」語り継がれる一作

  • 2025.11.24

ドラマの中には、物語が進むたびに驚きや余韻が重なり、気づけば結末を見届けずにはいられなくなる作品があります。今回は、そんな中から"最後まで観ないと後悔するほどの名作"を5本セレクトしました。本記事ではその第1弾として、ドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)をご紹介します。伝説の極道が“家庭”に入り、専業主夫という新たな世界で魅せる物語とは――?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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カルビー「ポテトデラックス全国制覇記念イベントに出席した川口春奈(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)
  • 放送期間:2020年10月11日~12月13日
  • 出演:玉木宏 (龍 役)

かつて『不死身の龍』と呼ばれ、一人で敵組を壊滅させた過去を持つ龍(玉木宏)は、美久(川口春奈)との結婚を機に極道の世界を離れ、「二度と人ともめ事は起こさない」と誓って家庭に入りました。美久と美久の連れ子・向日葵(白鳥玉季)と、3人での新しい生活をスタート。龍は弁当作りや掃除、洗濯といった家事をこなしながら、婦人会でも“怖そうに見えるけれど優しい主夫”として次第に受け入れられていきます。

一方、龍が抜けた天雀会は大城山組の圧力にさらされ、従わなければ潰すと脅されるほど追い詰められていました。会長の江口(竹中直人)と雲雀(稲森いずみ)は龍の不在を嘆き、元舎弟の雅(志尊淳)も復帰を望んでいます。雅はスーパー帰りの龍を呼び止め、必死に訴えますが、龍は「俺は専業主夫になったんや」と首を縦に振りません。

しかし、大城山組の勢いは止まらず、龍が向日葵の小学校で交通当番をしている最中に、大城山(橋本じゅん)から挑発を受けるほど事態は悪化。さらに江口からも呼び出され、大城山組の横暴が限界に達していることを知らされた龍は、心を揺さぶられます。

やがて、天雀会と大城山組の対立を決定づける事件が起こり、恩義ある人々が次々と窮地に――。家族との約束を守りたい想いと、見過ごせない現実の狭間で揺れながら、龍はついに黙ってはいられなくなるのでした…。

伝説の元極道が家事に挑む――仁義と笑いの任侠コメディ

ドラマ『極主夫道』は、おおのこうすけさん原作の、累計600万部を突破した人気コミックを実写化した作品です。「伝説の極道が専業主夫に転身する」という大胆な設定を軸に、家事の大変さや家族、地域とのつながりをテンポよく描いています。

主人公・龍を演じる玉木宏さんは、日本テレビ系の連続ドラマで初の主演をつとめました。本作に登場する美久の連れ子・向日葵はドラマオリジナルのキャラクターで、龍・美久・向日葵の3人が築く家庭の温かさが、物語にいっそうの深みを加えています。

脚本は宇田学さんとモラルさんが担当し、「家族で笑いながら楽しめる日曜夜の作品」を目指して制作されました。閉塞感のある時代に、“仁義と愛”を貫く龍の姿を通して、視聴者がスカッと元気になれるよう、全体的に明るく勢いのある作風となっています。

キャストには川口春奈さん、志尊淳さん、竹中直人さん、稲森いずみさん、玉城ティナさんなど実力派が揃い、どのキャラクターも個性豊かに物語を彩りました。

なかでも、美久を演じた川口春奈さんには「可愛い」「笑顔の破壊力がすごい」といった声が集まり、「コミカル全開の演技が最高」「泣き顔が綺麗」と、ユーモアあふれる演技はもちろん、シリアスな場面での表情も高く評価されています。

放送後にはスピンオフが続き、YouTubeの日テレ公式チャンネルでは猫の銀を主人公にした実写スペシャルミニドラマ『銀のさんぽ』が公開されました。さらにHuluオリジナル『3年辰組 極主夫先生』では、龍が家庭科教師として登場するショートドラマが人気に。ドラマ最終回から約1年半後を描く『爆笑!カチコミSP』も放送され、ファンから喜びの声を集めました。

また、2022年には劇場版『極主夫道 ザ・シネマ』が公開され、ドラマキャストが再び集結。家族の絆とアクションが融合したストーリーで、シリーズの人気を不動のものとしました。

さらに、アニメ版もNetflixで世界同時配信され、2021年にシーズン1、2023年にシーズン2が登場。原作のテンポ感やキャラクターの魅力を、アニメならではの表現で味わえるシリーズとして高い支持を得ました。

実写とアニメがそれぞれの魅力で原作の世界を広げ、多くの人に親しまれるシリーズへと成長しています。

「笑える」だけじゃない…主夫道が映す家族のかたち

ドラマ『極主夫道』のみどころは、元極道の龍が主夫として家事に真剣に取り組み、日常のトラブルを明るく解決していく姿です。料理や掃除のシーンには独特の迫力とテンポがあり、何気ない日常の中に生まれる可笑しさをユーモラスに描いています。周囲の人々も、最初は龍のギャップに戸惑いながらも、次第に助け合う関係を築いていく――その温かさが、作品全体を包み込んでいます。

物語の根底にあるのは、「見た目や肩書ではなく、今をどう生きるか」というテーマ。

主夫としての暮らしを丁寧に重ねるなかで、家族や仲間、そしてご近所との絆を少しずつ育んでいく龍――。そんな日常の積み重ねが、このテーマに確かな説得力をもたらしています。

放送当初は「原作のテンポ感がない」「設定が違って残念」といった厳しい意見もありましたが、その一方で「キャストが豪華」「演技が振り切っていて笑える」「開始1分でもう面白い」といった感想も。原作ファンからも「玉木宏が漫画の龍そのもの」「原作も好きだけどドラマ版も名作」との声が上がっています。

さらに、「夫婦愛と家族の温かさが伝わる「演出・脚本・キャストすべてが見事」「名作中の名作「最後まで観て」との評価も。序盤の戸惑いを越えた先で、登場人物たちの関係性や物語の深みが見えてくる構成となっており、“最後まで観ないと後悔する”名作です。


※記事は執筆時点の情報です