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「NHKの本気ドラマ」「さすがNHK」“圧巻のクオリティ”で魅せた至高作…「すごいもの観た…」“衝撃走る”傑作

  • 2025.11.24

しばらくその世界から抜け出せなくなるようなドラマがあります。それは単なる娯楽を超えて、私たちの「当たり前」を問い直すきっかけをくれる作品たちです。今回は、派手な演出ではなく、物語そのものの強さで圧倒する傑作をセレクトしました。

本記事では、第1弾として、ドラマ『TRUE COLORS』(NHK総合)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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主演映画「あいあい傘」の舞台あいさつに出席した倉科カナ(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『TRUE COLORS』(NHK総合)
  • 放送期間:2025年1月5日~3月2日
  • 出演者:倉科カナ、毎熊克哉、滝藤賢一、渡辺謙 

ファッション界でトップフォトグラファーとして名声を確立していた立花海咲(倉科カナ)は、華やかなキャリアの絶頂にありました。しかし、ある日突然、視覚を脅かす難病の告知を受けます。未来を奪われる恐怖と夢を諦めざるを得ない現実に直面した海咲は、引退を余儀なくされ、絶望の淵に立たされます。支えてくれるのは、編集長で恋人の巻上(滝藤賢一)、天草で漁師を営む幼馴染の晶太郎(毎熊克哉)、そして継父の辻村(渡辺謙)です。彼らとの関わりの中で、海咲は「自分らしさ」と「生きる意味」を問い直していきます。

東京の喧騒、天草の海、イタリアの街並みを舞台に展開される物語は、仕事と愛、過去と未来の選択を描きながら、彼女が再び立ち上がる姿を鮮やかに映し出します。監督は『グレースの履歴』で向田邦子賞を受賞した源孝志さんです。多様性と個性をテーマに、人が持つ「真の色=TRUE COLORS」を探し出す旅を描く、大人のヒューマンラブストーリーです。 

倉科カナ×渡辺謙×滝藤賢一、豪華俳優陣が織りなす人間模様

2025年1月より放送開始された本作は、ファッション業界の最前線で活躍するトップフォトグラファー・立花海咲(倉科カナ)が主人公。華やかな舞台の裏で、彼女は視覚を脅かす難病と向き合いながら、自らの「色」を問い直していきます。東京・天草・イタリアを舞台に展開する物語は、映像美と豪華キャストが織りなす感動の人間模様。多様性と個性をテーマに、人生の「真の色」を探し出す旅が始まります。

映像美と物語性の両面で驚異的なクオリティーで人生の機微を描いた今作。東京の都会的な喧騒、天草の雄大な海、そしてイタリアの街並みまで、舞台ごとに異なる空気感を精緻に描き出し、観る者を物語の世界へと引き込みました。光と影のコントラストを巧みに活かした映像表現は、主人公・立花海咲の心の揺らぎを映し出す鏡のように機能し、NHKの底力を感じさせます。

さらに、豪華キャスト陣の快演も大きな魅力です。倉科カナが難病に直面するフォトグラファーを繊細に演じ、渡辺謙が継父として深い人間味を体現。滝藤賢一や毎熊克哉らもそれぞれの立場から主人公を支え、物語に厚みを加えます。名優たちが織りなす人間模様は、単なるラブストーリーにとどまらず、人生の選択や再生の意味を観る者に問いかけます。源孝志監督による緻密な構成と演出、そしてキャストの熱演が融合し、視聴者に「真の色」を探す旅を体験させてくれるのです。

「TRUE COLORS」――人生の“真の色”を探す旅へ

難病を抱えながらも前をむこうともがく海咲を演じきった倉科カナさん。SNSでは彼女の演技に大きな反響が寄せられました。「ラフな服装で港を歩くだけで映えすぎる」「存在感が圧倒的」と称賛の声が多数。映像美や音楽、キャストの演技に「NHKの本気ドラマ」「さすがNHK」「質の高い大人のドラマ」「すごいもの観た…」と評価が集まっています。

さらに、シンディ・ローパーの主題歌『True Colors』とのシンクロが「物語と完璧に重なって胸に響く」と話題に。天草の風景とヒロインの再生の物語が重なり、「映像・音楽・演技すべてが心に沁みる」「毎週楽しみ」といった感想が広がっています。映像美・音楽・脚本・キャストの演技が高いレベルで融合し、作品全体が放つ完成度の高さが、視聴者の心を強く掴んでいるのです。


※記事は執筆時点の情報です