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「開始10分で伝説が生まれそうな予感」冒頭から“驚異の完成度”で魅せた名ドラマ…「度肝抜かれた」大絶賛の傑作

  • 2025.11.24

毎日忙しい中でドラマを観る時間は貴重。だからこそ、最後まで観て「時間を使って本当によかった」と思える作品に出会いたいものです。そんな「観続けてよかったと思える良作」をご紹介します。

本記事では、第2弾として2023年放送のドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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競馬中山 トークショーを行った俳優・戸塚純貴 (C)SANKEI
  • 作品名(放送局:ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)
  • 放送期間:2023年4月9日~6月25日

ドラマ『だが、情熱はある』は、オードリーの若林正恭さんと南海キャンディーズの山里亮太さん、2人の実話をもとにした青春サバイバルストーリーです。極度の人見知りで自意識過剰な若林役をKing&Princeのメンバー・髙橋海人さんが、負けず嫌いで嫉妬深い山里役をSixTONESのメンバー・森本慎太郎さんが演じています。

人見知り、自意識過剰、劣等感、ネガティブ…湧き上がる負の感情を抱えた2人が、お笑いの世界で何者かになろうともがき続ける姿を描いた作品です。2人は“たりないふたり”として2012年に番組・ライブを通じて活動を開始し、2021年5月の解散配信ライブまでの約9年間の軌跡が描かれています。

開始10分で掴まれた視聴者の心

お笑いコンビ・オードリー若林さんと南海キャンディーズ山里さんの成長ストーリーを描いた今作。ドラマの評判は放送開始直後から話題を呼びました。視聴者からは「開始10分で伝説が生まれそうな予感がする」といった声が上がり、初回から強い引き込み力を発揮していました。

特に注目されたのが、キャスティングの妙です。当初は「アイドルを使いたいだけでは」という声もありましたが、実際に放送が始まると「激似のクオリティで度肝を抜かれた」と驚きの声が続出しました。

髙橋海人さんの若林さんへの寄せ方、森本慎太郎さんの山里さんの雰囲気の再現度は、視聴者の予想を遥かに超えるものでした。見た目だけでなく、話し方や仕草まで徹底的に研究された演技に、多くの視聴者が感心したのです。

富田望生さんの圧巻の演技力

また、このドラマで特筆すべきは、山崎静代さん役を演じた富田望生さんの快演です。身長差があるキャスティングでしたが、その演技力でまったく違和感を感じさせませんでした。

視聴者からは「言い方や声のトーンとか完璧」「見た目は違うのに本人に見えるくらい上手」といった称賛の声が相次ぎました。

南海キャンディーズの医者ネタを森本慎太郎さんと富田さんが再現した際には、「完璧でした!」と感動を示していました。富田望生さんは本作で、第116回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞を第1位で受賞し、その演技力が高く評価されました。

最後まで観て良かったと称賛の声

ドラマは回を重ねるごとに評価を高めていきました「度肝抜かれた」「久しぶりにドラマを観て面白いと感じた」という声が多く見られました。

最終回では、2人の解散ライブの様子がリアルに描かれ、「最高のドラマでした」といった感動の声で溢れました。

また、「本当に本当にすごくよかったので叫ばずにいられない」「観続けてよかったと思える作品だった」という完走後の満足感を示すコメントも多数投稿されています。

回を追うごとに引き込まれる名作

ドラマ『だが、情熱はある』は、オードリー若林正恭さんと南海キャンディーズ山里亮太さんの半生を描いた実話ベースのドラマです。髙橋海人さん、森本慎太郎さんの本人そっくりの演技、富田望生さんの身長差を感じさせない圧巻の演技力が光りました。

脚本は今井太郎さん、演出は狩山俊輔さんおよび伊藤彰記さんが担当し、コンプレックスや負の感情を抱えながらも、お笑いに情熱を注ぎ続けた2人の姿は、多くの視聴者の共感を呼びました。

当初は懐疑的だった視聴者も、回を追うごとに引き込まれ、最終回には「観続けてよかった」と心から思える良作です。お笑いファンはもちろん、何かに打ち込む人々の姿に感動したい方にもおすすめの作品です。


※執筆時点の情報です