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「1話で観るのやめた…」「生々しすぎる」“あまりのリアリティ”に離脱者も…だけど“異例の大ヒット”を記録した深夜ドラマ

  • 2025.11.20

ドラマや映画の中には、最初は苦手でも、気づけばその世界にどっぷり浸かってしまう作品があります。今回は、そんな中から“回を重ねるごとに虜になる名作”を5本セレクトしました。

本記事ではその第3弾として、ドラマ『わたしの夫は―あの娘の恋人―』(テレビ東京系)をご紹介します。夫の裏切りを知った妻が、不倫相手の夫と手を組んだとき――愛と復讐が絡み合い、誰も予想できない結末へ向かう物語です。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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映画の初日舞台挨拶に登壇した山下リオ(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『わたしの夫は―あの娘の恋人―』(テレビ東京系)
  • 放送期間:2023年1月14日~4月1日
  • 出演: 山下リオ(笹野香織 役)

笹野香織(山下リオ)と夫の笹野拓也(泉澤祐希)は、仲の良い夫婦として穏やかな日々を過ごしていました。しかし、不妊治療を続けているにもかかわらず、夫婦の夜の営みは途絶えたままです。子どもを望まない拓也の態度に、香織は不満を抱えながらも、職場ではリーダーとして明るく振る舞い続けていました。

そんなある日、同期で親友の由紀との会話の中で、拓也が「裏アカ」を持っているらしいと聞かされます。半信半疑で探り始めた香織は、その裏アカに不倫を思わせる投稿が並んでいるのを見つけました。投稿を手がかりに、香織は不倫相手の三島睦美(紺野彩夏)と、その夫で大学准教授の三島恭介(佐伯大地)の存在を突き止めます。

裏切りの事実を知りながらも、「どうしても2人を別れさせたい」と、不倫相手の夫・恭介に協力を求める香織。ところが恭介は、協力の条件として思いもよらない“ある提案”を持ちかけます。葛藤の末にその条件を受け入れた香織は、ついに決定的な証拠をつかむのでした。

しかし、不倫を終わらせることだけが目的だったはずの香織の心に、いつしか恭介への恋心が芽生えていきます。W不倫から生まれた復讐と欲望が複雑に絡み合い、4人の関係は誰にも予想できない結末へと向かうのでした――。

深夜ドラマながら異例の快挙…“ドロ×ハラ×キュン”の挑戦作

本作は、あいざわあつこさん原作、ツキシロギンさん作画の人気漫画『わたしの夫は―あの娘の恋人―』を原作にした実写ドラマです。「めちゃコミック×fufu」で連載され、累計600万ダウンロードを突破した話題作が、「真夜中ドラマ」枠で放送されました。

ドロ×ハラ×キュン”を掲げた大人の恋愛ミステリーで、レスや不倫、ジェンダーなど現代社会が抱えるリアルな問題を題材に、W不倫をきっかけに揺れ動く4人の心の行方を描いています。

主演は山下リオさん。夫・拓也を泉澤祐希さん、不倫相手の睦美を紺野彩夏さん、その夫・恭介を佐伯大地さんが熱演しています。

なかでも、紺野彩夏さんは「可愛い」「ハマリ役」「怖い役だったけど素晴らしかった」とSNSで話題に。放送をきっかけに「ファンになった」という声も寄せられています。

音楽は、オープニングテーマにNAQT VANEの「CHRONIC」、エンディングテーマにAmPmの「Haven feat. Hana Hope」を起用。どちらの楽曲も、作品の儚く危うい世界観を美しく表現しています。

放送後は大きな反響を呼び、TVerでの累計再生回数がテレビ大阪制作ドラマとして初の1000万回を突破。特に終盤の第11話・第12話はデイリーランキング総合1位を獲得し、深夜枠ながら異例の大ヒットとなりました。

欲望、嫉妬、裏切り…ドロドロの愛憎劇を描いた大人の恋愛ミステリー

本作の魅力は、「人間の本性」をあぶり出す生々しい描写にあります。愛情や嫉妬、欲望が入り乱れ、誰が加害者で誰が被害者なのか分からなくなる展開が、視聴者の心を掴みました。

テーマは、誰の中にもある“業”と“理性の境界”。不倫という禁断の題材を通して、人間の弱さや欲望など、「正しい」「間違っている」では割り切れない感情の揺れをリアルに映し出しています。欲望に溺れる人間の滑稽さと切なさを同時に描いた、深みのある人間ドラマです。

一部に「1話で観るのやめた…」「生々しすぎる」といった声もありましたが、その一方で、「昼ドラみたい」「修羅場がおもしろい」「ドロドロしてて大好き」「人間の本性が見える」といった感想が相次ぎました。さらに、「山下リオの魅力が詰まった作品」「展開に惹きこまれた」「セリフが胸に刺さった」「深夜ドラマの中で一番面白い」との声も。

回を重ねるたびに緊張感が高まり、登場人物の思惑が交錯する『わたしの夫は―あの娘の恋人―』。裏切り、欲望、そして愛が入り乱れるスリリングな展開は、まさに“回を重ねるごとに虜になる名作”と呼ぶにふさわしい一作です。


※記事は執筆時点の情報です